超常的な妊娠・出産を経て誕生。その生誕は権力者に厭われ、幼児虐殺が起きるが、養父の庇護により難を逃れ、異郷に育つ。 長じて権力者に刃向かう存在となるが、配下の裏切りによって捕らえられ、背には十字を背負い、公開処刑のため高い場所に引き出される…

「ごめんなさい」 「なによいきなり」 「……ありがとう」 ためらいがちに礼を述べると、彼女はちょっと困った顔をして、オレンジの髪をかき回し、そしてそれから、にぃっと猫のように笑った。 「言っとくけどね、ロビン。ルフィに追っかけられたからって、威…

「詩の作り方を教えてくれ」 と、サンジさんが言った。 「レディ達への、おれのほとばしる想いを表現してェんだ。おまえ、そういうのの専門家だろ？」 「……はあ、まあ……そりゃ私は作詞もやりますが」 「教えろ」 「わかりました。ではサンジさん、女性への想…

このところ朝起きてから昨日の日記付けるのがパターン化してるなあと思ってたら、ついに昼過ぎてしまったでござるの巻。 今日こそは今日中に日記書きたいなあ。 いやそれはさておき、ミニストップのワンピグラスデザートの情報はみなさまお持ちですか？ 私は…

これはまぎれもなく、持病のアレルギー性結膜炎…。 今回のは目が動かしにくい以外、触らずにおけば痛さも痒さもマシだから、軽い方だなー。 しかし疲れが出てきたっぽくて、微妙にこわい。 さて皆様の反応をちょびっとだけ見て、もしかしてサンジがドレスで…

さあみんな、祝杯の用意だ！ まずは、サンジさんのヒゲとすね毛無事にかんぱーい！ 個人的にはちょっと残念だが、スイートドレス姿の登場じゃなかったことに乾杯ー！ ルフィの情報を得るためならば、一度は折れた心を立ち直らせ、血反吐を吐き、プライドをか…

その色が、海の色じゃないことには気づいていた。 「クソうめェだろ？」 初めて出会ったとき、飢えた海賊に食事を与え、満足そうに細められた、その青。 「お前、オールブルーって知ってるか？」 クリークとの戦いから目覚めたとき、初めておれに向けられた…

朝一に食料の買い出しを済ませてから、早ジャンを急ぎ入手。 仲間たちの安否が改めて気遣われる今日この頃だが、なんという因縁であろうか。今日は、サンル、いやルフィ受けオフ同人の歴史をたどれば必ずや出てくるビッグネーム、「ゴムの幸せ」主宰の嵯峨拓…

睡魔強すぎ。 くそ暑いと体力がこそげ取られますよね…。 今日はまた楽しい予定があるので、それを励みに頑張ります。 ではまた夜に！ …できればね(苦笑) （メモ） 拍手ありがとうございました。最近力尽き気味で申し訳ありません。 ワンピ愛はまったく尽きて…

「だって、お前らなら、何があっても大丈夫だろ？」 若すぎるほどに若い、麦わら帽子を被った海賊の長は、満面の笑みを浮かべる。 「……仕方ないわねェ。さっさと済ませなさいよ」 「そこまで言うなら、付き合ってやるか」 船長の絶対の信頼を受けて、劣らず…

スライドショウの御法川ルリさん（大好きｖ）とご一緒させていただき、神保町行ってきましたー！オマツリ男爵観た！スタンプラリーとポイントラリーやった！ちょう楽しかった…！ 心がふくふくと栄養いただいた心持ちですが、さすがに眠いのでレポはまた後日…

チョキン、と、ハサミの刃が鳴ったのは、覚えている。 自分は何なのか。 自分は誰なのか。 ……そんな概念など、かけらもなく。 ただ在ったのは、自分を存在させるものへの忠誠。 まだ見ぬものへの憧れと、ワクワクする心の浮き立ち。 体中に満ちる活力と、闘…

神というものがいると思うか、と言われたら、そりゃあいるんじゃねェか？と答えるだろう。 耳元に聞こえる、自分以外の呼吸の音。 抱きしめた腕に感じる、規則正しい鼓動。 夢を見ているのか、口元が動いて、額がおれの胸に擦りつけられる。 「──ンジ……」 「…

事情で新OPはワンセグでしか見られなかったのだが、ものすごくエールだということは伝わった。 なにあの兄弟らぶらぶしてんの？アニメOPの最後で見つめ合うのはアベック（死語）の権利じゃないの？ いいぞもっとやれ。 原作でも思ったんだが、 「海賊白ひげ…

ジャンプ解禁！ ついに明かされたあの方の私生活にどきどきです。 実はミホゾロ、嫌いじゃないんだぜ…。シャンミホも好きなんだが(笑) そのあたりはツイッターで叫びまくったので、改めて語るのは自重。 しかし近々、ミホ様の話が書きたくなりました。 フラ…

それはまるで、海の遠鳴りのように。 強く弱く、大きく小さく、うねり猛る音の波。 無数の声が、無数の意志が、心を一つに、ひとつの単語を形作る。 ……まるで22年前の、あの日のようだ。 「……ス」 「……ー……ス！」 おまえはわしの前で産声を上げた。 わしの前…

「お前、」 思い出すのは、十年前。 出会ったばかりの頃。 「白ひげ海賊団に来ないか……？」 何度振り返っても、そこにあった。 歯を剥き、眉を寄せ、必死になって追ってくる、小さな姿。 その目に映るのは、おれだけだった。 「いやだ！」 「──だろうな」 も…

小ネタまとめるの無理そうだな…眠い。 ↓以下どうでもいい話 プライベートの話はあまりここではしたくないので、詳しくは申し上げませんが、昨日より私の寝床は都内某所（ねぐらに非ず）の床の上です。 タオルケット引っ掛けて、着衣のまま転がってます。空調…

ここに来るのは、初めてじゃない。 足下には踏み荒らされていない雑草が茂り、上を見上げれば吊り橋が揺れる。 左右を囲む、切り立った崖。 「ルフィ、どうした？」 サボが訊いてくる。 「ルフィ！ぼーっとしてるな、置いてくぞ！」 エースが怒鳴る。 ……この…

「なあ、……どうして欲しい？」 火傷しそうに熱く、蜜のように甘い囁きがルフィの耳を打つ。 「何して欲しいか、言ってみろよ。そしたら、その通りにしてやるぜ？」 全身を覆う快感はすでに神経を冒し、思考すらままならない。 涙で霞む視界には、獣のような…

次のお題「服従」をまとめられるほどには気力が残ってないので、軽くアニワン感想。 しかし服従とは…いろいろキャラ浮かびすぎで迷うな(笑) 二週間ぶりアニワン。 相変わらずの回想の嵐w まあマニア的に読んでる人以外には、軽い復習の意味があるのかな。 個…

おれを海賊にした元・雑用のガキは、今日もいつものハイテンションだ。 「サンジ、これ釣ったぞ！食えるか？」 「サンジ、腹減った！何か食わせろ！」 「サンジ、暇だから遊べ！」 「サンジサンジ、夕焼けがすげーぞ！見ろ！」 ……野郎の物とはいえ、好意その…

眠すぎる。 睡魔と戦っても勝ち目がなさそうなので、本日はもう寝ます…。 次回お題は「宣言」。 （メモ） 拍手ありがとうございました。

ヤガラレースに誘ってみても、新しい同僚はぴくりとも表情を動かさなかった。 肩に乗った白鳩が鳴く。 「……悪いが、薄給をどぶに捨てる趣味はないのでね、ポッポー」 ──確かその後は、大乱闘になったように記憶している。 「何なんだ、あいつは！」 「まあま…

「ガープ中将、参りました」 「……入れ」 いつになく神妙に入ってきた男との腐れ縁が半世紀を越えていることを思い出し、軽く愕然とする。 「海軍の英雄」「伝説の海兵」モンキー・D・ガープ。 無茶で無鉄砲で傍若無人なその人となりは、出会った時から変わる…

知っている、と、唐突に思った。 墨を流したような漆黒の闇。 手を伸ばせば届くところから、寝息がひとつ。 知っている。 ──あのとき、寝息とのハーモニーを奏でていたのは、細波ではなく葉擦れの音。 空気に満ちていたのは潮の匂いではなく、夜気を孕んだ木…

ようやく仲間の再会フラグが立ちましたねえ！ 最初にルフィと会えるのは誰かな、やはりイワさん経由でサンジかしら。ドレスと化粧は必須でお願いします。 シャンクスのあの船に、バギーまだ乗ってんのかなあ…。 あと限定待ち受けのおかちらとエースがかっこ…

一度、ナミに訊かれたことがある。 「ねェ、ルフィ。あんた、サンジ君と付き合ってるんでしょ？……イヤだとか思わないの？」 「なにをだ？」 「──たとえばこれ、ね」 ナミの綺麗な指の先には、豪華に盛りつけられた今日のおやつ。 「私とロビンのは特別製で給…

「ロビンはさ、……変わったわよね？」 不意に言われて、戸惑う。 変わった？ 私が？ ──それは、どういう意味だろう。 それは、ナミちゃんや、……ルフィにとって、悪いことだろうか？ 「ほら、そういうところよ」 お酒のグラスを揺らしながら、ナミちゃんはにん…

というわけで、ツイッターとゆーのをはじめてみました。 実は前から考えてはいたのですが、一昨日お会いしたぴよさんとお話しているうちに、気持ちがかなり傾いたので、ま、試しに。 本当はサイト用とブログ用にアカウント分けて、サイト用は腐ネタバリバリ…