2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

少女マンガとハーレクイン

敬愛する清水さんが、「スラダンの流花っぽい少女マンガ」の話を日記に書いておいでだったので、早速長年心中で温めていた「個人的に流花そのものと思う少女マンガ」を言上してみた。 スラダンジャンルの歴史は長く、私はおそらくその最隆盛の時期から知って…

本日も更新ができないことをお詫びします

すいません、ちょいとリアルがたてこんでおります。 昨日遊びに行ったりしてるヒマに書けよ!とゆーお叱りを受けそうですが、正直ちょっとメンタル的にきっついものが(泣) そんなわけで、できれば明後日あたりにはなにかあげたいところですがー。 このサイ…

板前親分が読みたいです、安西先生(泣)

親分後編。 ・ゾロはいいけど、ロビンファン気の毒。 ・骨がヒロイン。 ・東A、わりと本気(注・東Aの本気=パイレーツドッキング) ・モリアさま出ずしょんぼり。設定的には、ホグバックが主人でアブサロムとペローナ兄妹なのかな? ・ゾロル・ゾロサンサ…

五分五分(都々逸5)

突然、サンジが黙る。 夜更けのキッチンは、仕事を終えたサンジと、おれだけだ。 明日のメシは何だ?とか、おまえまたナミさんを困らせたろ、とかのなんでもない会話がふっと途切れた瞬間。 サンジは、おれを見る。 何にも言わないで、ただじっと。 何か顔に…

キャプテンEOの記憶

それはまだ私が幼少の頃。 初めて行ったディズニーランドで、同行の友人の勧めによって入ったアトラクション、それが「キャプテンEO」だった。 メガネをかけて見ると画像が立体的に見える、いわゆる3D映画のはしり。 〈私の記憶によるあらすじ〉 遥か未来、…

数奇な運命

影木栄貴さんの「ぶっちゃけ隊!!」購入。 以前、確か幽遊白書で活動しておいでだった頃に作品を拝見したことがあったような記憶があるが、その当時から確かカップリングの好みは合わなかったようなかすかな記憶が。だが、当時すでに大手さんだったような気…

異見(都々逸4)

なぜおれはあのとき、見てしまったのだろう。 「おれはもう、誰にも敗けねェから!!!」 あてのない夢に命をかける狂人達の、魂の光輝。 「文句あるか、海賊王」 「しししし!ない!!」 目をそらさねばならないとわかっていた。そうしなければ取り込まれる…

さまざま

・とか何とか言いつつ、昨夜は「tanto」まーむさまのチャット開催との噂を聞きつけ、身の程知らずにも二時間ほどお邪魔させていただいてきました。お話してくださった皆さま、ありがとうございました。 ・その席上の話題から、なんと「スケルトン」さまに、…

GOLDEN RULE

ゆっくりと顔を離して見下ろすと、ルフィの目は潤み、頬が僅かに紅潮しているのがわかった。……チクショウ、クソ可愛い。思わず抱きしめた腕に力を込める。昼下がりのキッチン、誰が入ってくるとも知れない日常の小さな死角。ここでコトを進めるわけにはいか…

ごめんパス3

というわけで、本日はとりあえず更新ネタの心当たりがありません(大汗)。 いつもながら怠惰ですいません。 ていうか、現在の日常生活では、長編への意識集中がけっこう難しい……(泣)。 そんなわけで、相変わらず電池の心もとない携帯を探してみたところ、…

闇の海

超今更、「パイレーツオブカリビアン」観ました。もとはといえば、ONEMANIのチャコさんを拝み倒してご一緒したでぜにーらんどで、私が件の映画を観てないことがバレ、早急に観るように!と言われたせいです(笑)しかしレンタルの習慣がなく、映画と言えばスク…

文字禍

「愛を読む人」を観てきました。15歳のドイツ少年が堕ちた、年上の女性との激しい恋。愛の交わりの前後に、彼女は朗読を望んだ。やがて彼女は痕跡を残さず消え、数年後、法学を学ぶ学生となった彼の前に、彼女は再び姿を現す。人類最悪の罪の一つ、ナチスの…

親分好きじゃー!

というわけで、東京ではついに親分放映されたのですよヨホホ。 以下感想(ネタバレ注意)。 ・言いやがったなナレーション、「古今東西何でもあり」と(笑)!江戸期の寺子屋だの板前修業だのエロ本だのについて一応調べた私の努力が(笑)!……ンマー、つまり親…

久々映画デイ

特に予定のない土曜日。 ぼーっとしてると、また「気がついたら一日中寝て(以下略)」になるのは目に見えているので、昼過ぎに起き上がり、早ジャン買いがてら散歩。ねぐらから徒歩一時間弱の映画館つきショッピングセンターで、上映中の作品チェックしたと…

オトコなら

「……サンジ、おまえ、」 すげーやらしい顔してるぞ、と、腹の下でルフィが笑う。 何が悪い? おれはおまえに惚れてんだ。 男として海賊として惚れた相手を、情人として抱く。 好きな相手を、自分のものと感じることに興奮して、何が悪い? 「……悪い、なんて…

日常に潜む

毎朝、通勤のために通る路上に、ここしばらく工事用トラックが停まっている。 何気なく通り過ぎようとして、何かが視界に引っかかる。 よく見ると、運転席の前には、ルフィ&ナミ&ウソップ&チョッパー、そして何故かタイムボカン「おだてブタ」のフィギュ…

欠点(都々逸3)

「なあ、おい、」 苛立ったような声に振り返ると、例の金髪コックが立っていた。 「──何か用か?」 「……本当に、アレがおまえらの船長なのか?」 ルフィが、このレストランに「就職」して二日目。 予想はしていたが、思っていたよりも遙かに早い。 「……ウチ…

多分誰にも理解されないであろう萌え

あのだ。 …Mr.3×ルフィって、イケないかな…? なんなら逆でも可! ↑ここまでで「ついていけん」と思った方はバックでヨロ。 そうだなあ、さすがに原作ネタは難しそうだし、ここはいっちょパラレルで。 孤高の芸術家、Mr.3ことギャルディーノは気鋭の彫刻家。…

コーヒーカップかティーカップか

自分の日記を読み返して、言葉が統一されてないのに気づいた。 一般的に、遊園地のアレはどっちだろう。コーヒーカップ、かな? しかしでずにーのアレは、「アリスのティーパーティ」ネタだから、ティーカップだろうしなあ。 ……ま、どっちでもいいか。言語は…

麦わら一味崩壊について

東京ではついにアニワンがここまで来ました。情報通り、次週はフランキー&ブルックも参加の時代劇であるよし。 親分は愛してるが、ここで休憩はアニメ派の方々には辛かろうなあ…。 ※以下、正直な感想です。私は全滅展開肯定派ですので、そういう意見を読み…

遊びに行ってきた

年に一度の恒例ディズニー。 一人映画なら慣れているが、さすがに一人ディズニーができるほどの手練れではないつーか、一人で遊園地は寂しすぎるが、遠方の友人を呼び出すわけにもいかず、さりとて身近に誘えるあてとてなく。 やむを得ず、ONEMANIのチャコさ…

少年の日(夏)

──ほら、食え。 差し出されたあれは、何だっただろう。 懐かしい匂いがする。むせかえるような緑の匂い。 木々のそこここに息づく獣、視界の隅を横切る極彩色の鳥。 七武海のやつに空に飛ばされたはずのおれが、なんでここにいるのかはわからない。 でももし…

愛と恋(都々逸2)another

寝返りを打つと、お気に入りの昼寝枕が声を立てた。 「……おい」 何だよ、うるせェな。 「ここで寝る気か?」 「ダメか?」 「……キッチンの方から、嵐の気配がするが?」 「嵐なら、ナミがいるから平気だ。オヤスミ」 目を閉じると、頭の上から溜め息と一緒に…

未来の追憶

いずれおまえが海賊の王と呼ばれるのなら、そのとき、誰がその名に並ぶだろう。 ひとが「海賊王ゴールド・ロジャー」を呼ぶ時、決まって「冥王シルバーズ・レイリー」の名を口にするように、「海賊王モンキー・D・ルフィ」の名前は、誰を傍らに伴うのだろう…

バルバパパ

「……なあ、だから親分、機嫌直せって」 うるさい、サンジ。 別におれは怒ってなんかいない。 花見の祭りで買った、珍しい飴に夢中なだけだ。 ……約束を忘れてた奴にかまうより、そっちの方が大事だからな。 「……変わった食いもんだな。甘いのか?」 あたりま…

いただきもの自慢開始~。

先週予告していた通り、素敵いただきもの更新! まずは、大好きな蛙太郎さんから、誕プレのお返しとしていただいてしまった、まさにエビタイなテキスト「ネバーギブアップ」を、おたからぶんに更新させていただきましたv 5月28日の日記に書いた拙文「くちび…

しまった…

またしても惰眠な1日を過ごしてしまった…。 それでもまだ眠いぜちくしょー。 せめて人間らしい時間を過ごそうと、午後も半ばにゆうな嬢をお茶に誘ってみるも、見事に振られてみたり。 アニワンは、冥王さまが格好良すぎでどうしましょうか。 あと、ゾロを背…

少年の日(冬)sideL

「それでな、エースがな、」 「……ふうん」 サンジは気のない様子で、タバコの煙を吐いた。 深夜のキッチン。 皿を洗ったり野菜を切ったり、くるくると忙しそうに働くサンジ。 テーブルに座ったおれの前には、湯気を立てるミルク。 いつからだろう。 時々、お…

少年の日(冬)

「それでな、エースがな、」 ……ああ、今日は『黒』の方か。 深夜のキッチン。 今日の片付けと、明日の下拵え。 おとなしくテーブルに座って、とりとめもない話をするルフィ。 いつからだろう。 時々、おれはルフィと一緒にこういう時間を過ごすようになった…

愛と恋(都々逸2)

「……本当に、行かなくていいのか?」 二人っきりになった途端、サンジがぽつりと呟いた。 「んん?」 「その、紙さ」 タバコを挟んだ指で、サンジはおれの帽子を示す。──帽子の中の、焦げた紙片を。 「あァ。……エースなら大丈夫だ。おれが心配なんかしたら、…