ファイナルファンタジー

アナ雪2観てきました。
感想というか、1を含めて流れを把握したくなったので雑記。

まずは姉妹の祖父の代。
アレンデールと魔法の森は仲良くも悪くもない感じで距離をキープしてたが、じーさまが「魔法キモい!しね!」と陰謀。友情を装ってダム工事。
ここがまずわからない。ダムはオチをみると精霊の封印的な意味があったようだが、そんなもん作れるアレンデールもわりと魔法知識すごくない?
あと冷静に考えるとそりゃ森にダムは要らんわなあ…水害があった様子もないし…
しかしあんなもん何年もかかるし人手も金もかかる
森の民、気づくの遅くない?
しかしまあ気がついて抗議に来たのをまあまあとなだめて(この技術もすごい)、竣工式。
なにも教えてない(たぶん)世継ぎまで連れてきたのはなぜだろう。政治を教えるつもりだった?
しかしそんなピリピリしたとこで普通に楽しんでたらしいパパは大物。
そして戦いが起こり、精霊が暴れて多数が死んだ
ダムがあっても精霊暴れたから、封じるというか弱体化させるというか、刺さると痛いトゲみたいなもんなのかも。そのせいで精霊は苛立ち、自分の民を監禁するというヤンデレ行動に。
しかしなにも知らないアレンデールの王子を、森の民の名家の娘が救って、まとめて弾き出される事態に。
王子は娘を連れ帰り妻にする。クリストフが王家の婿つとまるのか心配してたが、父や重臣失ってたぶん後ろ楯のない王子が仮想敵の娘を妃にできたなら、クリストフの方が条件はマシか…たぶんアナもクリストフも救国の英雄ステータスがあるし…(あとエルサを敵にするのこわいし)
数年して姉妹誕生、姉は(森の民とアレンデールの混血の結果?)第五の精霊として、妹は人間として。
たぶんこの数年に、(王妃のコネで?)国王夫妻、トロールとコネができる。お父さんは魔法キモい派だったのに息子は柔軟だな…嫁のせいかな…その嫁も森育ちなのに見事に貴婦人になったな…
完全に王女の養育が両親によるのはすごいけど、まあ小さな国だし…ダム工事負担じゃなかったのかな…
数年後、姉妹は魔法の森と記憶の川の話を聞く。その後事故、王がトロールのところにアナを運ぶ、あとをついていったクリストフがトロールに拾われる。
エルサ引きこもり、王夫妻がエルサの秘密を探りに旅立って事故り死亡。
ここはわりと生きてるのを期待してた…残念
エルサ戴冠、アナとハンス婚約、エルサ出奔からのレリゴー、アナとクリストフ出会う、ハンス裏切る、アナ氷化からの愛がすべてを救いアナとクリストフくっつく。
エルサ、記憶の川の中から母の記憶に呼ばれる。
アレンデール異変、国民避難、王家と氷屋と雪だるま旅立ち、魔法の森突入。残留兵と森の民を仲裁、さらに北へ(氷屋を置いて)。
クリストフオンステージ。
エルサ、サラマンダーやケルピーとの接触の結果第五の精霊として覚醒。
アナ、ダムを破壊し精霊の封印を解く。
アナはアレンデールに、エルサは森に。会いに行くよ、ケルピーに乗って。


ということでよいのかな?
クリストフははよ正装に慣れないとつらいぞ…王女の婿ならまだしも王配とか…がんばれ…
あとオラフはおっきくなれるといいね!(物理的には可能だが)

九十九の章

呼吸の度に、身の内が白く染まるような心地がする。
ひたひたと四肢を顔を髪を濡らす、闇のような霧。
まだものを見ることに慣れていない目に映るのは、ただ一面の白。
裸足の足を踏み出す。普通の人間ならば痛むだろう、尖った石の擦れる音。
また一歩踏み出す。視界は晴れず、自らがどこに向かうのか、彼にはまだわからない。
「……、」
小さな吐息、それとも微かな譫言が、耳朶に当たる。
前も後ろも、右も左も見えない。次の一歩で千尋の谷底に落ちてもなんの不思議もない。
けれども足を止める気はない。ただひたすらに、前に進む。
――そうしなければ、背に負ったちいさな命は、おそらく消える。

別に、こいつを生かす必要などないのだ、と、今さらの思考が脳裏をよぎる。
血縁というわけでもない。なんの恩があるわけでもない。
むしろ、こいつには迷惑をかけられている、といってもいい。
ただ偶然に出会い、わけもわからず気に入られ、まとわりつかれて。

背中が少し軽くなったような気がして、足を早める。
全身を濡らす霧は、おそらく冷たいのだろう。彼にはまだ、それはわからないけれど。
ただ、背に感じる気配は、冷たさと相反するものだと、知っている。

どれほど邪険に扱おうと、どれほど危険にさらされようと、まとわりついてきたちいさな足音。
恐れげもなく伸ばされる手、屈託ない笑顔。

「……死ぬなよ、」

一言呟き、また霧を割く。
いつしか、足元から聞こえる音は変わっていた。
硬く平らな、整えられた石を踏む音。
霧にしっとりと濡れた滑らかな踏み石の表面に、ぺたりと裸足の痕がつく。指紋のない、つるりと丸い指の形。
平らな石をたどると、古びた門に行き着いた。朽ちかけた門扉は、片手で押せばゆらりと開く。
どうやら、零落した武家の屋敷か――と、見当をつけた。
ならば本来は案内を乞い、一夜の宿と連れの手当てを頼むべきだろう。
だが、門にも、そこから覗ける庭にも、人影はない。

門から入ると、霧は嘘のように失せた。背後を振り返ると、朽ちていたはずの門扉はいつのまにか閉じ、外の様子は窺えない。
……よくあることだ。こんな旅をしていれば。
背に負うちいさな体を一度揺すりあげ、庭を歩く。
古びてはいるが、明らかに誰かが手を入れている庭園だ。木は刈り込まれ、雑草は抜かれている。奥に見える池の端には花も見える。
けれども、この庭はすでに死にかかっている。草影に虫の鳴く声はなく、木々の梢にも鳥の影はない。
ゆるやかに、ゆるやかに、停滞に向かいつつある空間。
淀む空気は、先程までの霧よりも重く感じた。


設えられた飛石を辿った先は、予想した通り、古びた屋敷だった。
予想と違っていたのは、その大きさだ。数十人が暮らせそうな、非常に大きな母屋が奥まで続いているのがわかる。
これほどの豪邸が打ち捨てられているのは、どういうことだろうか。
――どういうことでも、構うものか。関わりはない。
この屋敷から、妖気は感じない。
むしろ、神聖な、清浄な気配に満ちている。

「頼もう」

声をあげた。
ここには誰かがいる。庭と屋敷を整える誰かが。

「連れが傷つき、霧で迷って難儀している。手当てと宿を頼みたい」

ふと、空気が変わった。誰かが、近づいた。
背負う体を片手で支え、空いた手を自分の口の前に掲げる。

するする、と。
音もなく、扉が開く。

きらりと、青銀色が光った。

「……おや。まさか、この本丸に人間が訪ねてこようとは」

開いた扉の内に立っていたのは――抜き身の刃と、そう見えた。一瞬だけ。
次の瞬間に、目が知覚したのは、眩いまでの美しさ。

「……ここまで来たとは、えにしがあるのでしょう。……お入りなさい」

長いまっすぐな青銀色の髪は、研ぎ澄まされた刃のごとく。
白い顔は畏怖を覚えるほどに整い、温度のない奇妙な色の瞳が彼らを映す。
袈裟を着ている、ということは、僧か。だがとてもそのようには見えない。
ありえない色彩、ありえない美麗、ありえない気配。

その男は、人に非ず。
それだけは、彼にも――百鬼丸にも、はっきりと、わかった。

二年ぶりだな!

決して修行していたわけでもないのにまったく更新がない…すみません…

今年もなんとか生きてサイト開設日を迎えました。

久々にログインしたら、いつのまにかいいねシステムとか搭載されてて、わりと最近まで押してくださる方がいる様子。ありがとうございます!

お気が向いたら、Twitterやらぴくしぶやらで構っていただけたら恐悦至極。

他ジャンルの話をしてても、私の住民票はいつもサンルにおいてあるから!

ゴーストトリック真相まとめメモ(ネタバレ)

●十年前①
ヨミエルがスパイの疑いを受け拘束→脱走、リンネを人質にジョードと対峙、隕石で落命するも不死となる。シセルと出会う。婚約者自殺。復讐の十年の始まり。
●十年間①
リンネ刑事になる。ジョード殺人犯の汚名を着る。ミサイルがリンネとカノンに飼われる。
●現在①
ヨミエル、シスと取引。リンネを操り殺人をさせるも誤ってシセル死亡。リンネも殺害される。ヨミエル、カノンとミサイル殺害。ミサイル能力に目覚めるもリンネとカノンを救うに至らず。リンネ死亡現場に来てシセルに出会うが協力を拒否され、ヨミエルを単身追跡。騙されたヨミエルの死体を経由し十年前に戻る。
●十年前②
ミサイル、歴史改変に失敗。十年待機を決意。
●十年間②
①と大差なし。ただしゴミ捨て場にクネリが出現。
●現在②
ミサイル、シセル説得に成功。リンネの死亡、カノンの死亡、ミサイルの死亡改変。ジョード処刑回避。ヨミエルの死体を経由し十年前に戻る。
●十年前③
ヨミエルの死を改変、代わりにシセル死亡→不老になる。すべての運命変更。
●十年間③
ヨミエル服役、婚約者生存。
●現在③
ヨミエル釈放。ミサイル、カノンに出会う。

で、いいのかな?

マイ・フェア・プリンス

きれいなものが好き。
お父様がくださった、ガラス細工の花や動物。
お母様から譲り受けた、翡翠と金の宝石箱。
とっておきの日のために作っていただいた、ため息の出るほど美しいドレス。
それから、おじいさまから贈られた、とっておきの宝物。
――蜜色の瞳を持つ、冷たい王子様。



「お帰りなさいませ、お嬢様」
「……お父様とお母様は?」
「旦那様はお仕事、奥様はお友達のところへ」
「……そう」

その頃私は、息苦しい世界に住んでいた。
政界の大立て者と言われる父、社交界の華と言われる母。周囲の大人も子供も、私の前に膝をつく。
自分の容姿が、母譲りで悪くないことを知っていた。
自分の頭脳が、父譲りで悪くないことを知っていた。
したいこと、欲しいものは、強く望みさえすれば誰かが手に握らせてくれると知っていた。

わかりやすくいうなら。
私は鼻持ちならない、馬鹿で我儘で尊大な、虎の威を借る狐だったのだ。


衣服を改め、軽食をとってから自室に戻る。
大きめに切った窓の前、陽光に照らされた椅子に、彼はいる。

「ただいま、王子さま」

初めて彼を見たときのことは、忘れない。
おじいさまのおうちに連れていっていただき、大人たちの会話に退屈して、こっそりのぞいた暗い部屋の中に、彼はいた。

トルコ石のような色の髪。
トパーズを埋め込んだような瞳。
清麗な面立ちはまさに造化の妙。
――華やかな衣装も相俟って、さながら絵本から抜け出たばかりの王子のような。

精巧な人形だとばかり思った「彼」は、「とうけんだんし」というのだそうだ。
私が彼を見つけてしまったことに驚いたおじいさまは、渋い顔こそしたものの、最終的には私のおねだりに頷いた。

――壊れた人形だ。子供の玩具くらいにしかなるまい。

それから、神社の人のような格好をした人が何人か呼ばれてきて、彼の首と手足に紐を巻き付けた。絶対に外してはならないときつく言い渡された。
そうして、彼は私の美しいコレクションになった。


ベッドで目覚め、登校し、帰宅し、再び眠るまでの間、彼はそこに座っている。
人形なのだから、食事をしたり、お手洗いにいったりはしない。お仕事に行ったり、お友達だという男の人と遊びに行ったりもしない。常に端然と座したまま、長いまつげはそよとも動くことはない。

最初は、名前をつけようかと思った。
チャーミング?フィリップ?ギルバート?アラン?
いろんな王子さまらしい名前は、どれもしっくりこない。
王子さま、と呼べば足りる。それに気づいてからは、童話をめくるのをやめた。
彼が私の窓辺に座るようになって、半年ほどが過ぎていた。


空色の髪を櫛ですくのは、ささやかな愉しみだ。
まったく動かない人形の髪がもつれることはないが、放っておけば埃にまみれる。
使用人に任せておけばいい、とお母様ならおっしゃるだろう。だが、王子さまを他人に触れさせる気にはなれなかった。

サイトはぴばー

生きて!るよ!

年に一度ログインする度仕様が変わってて戸惑うのなんの。

さて原作でもようやく我らがコックが帰ってきましたね!

ぐるわらという素晴らしい名称ありがとうございますおだっち!

とりあえず当分は相変わらず、Twitterとぴくしぶとたまにオフ活動かと思います。

今年のサイト開設記念用ぐるわら↓

廻る(ワンピース/サンル) http://privatter.net/p/958310

生存してます+サイト誕生日

へえ、こいつが、と彼は口元に笑みを刻む。微塵も笑っていない瞳がおれを見据えて、よろしく、と、頭骨さえ砕く指先が差し伸べられる。「…初めまして、お義兄さん…」とっておきの笑顔はたぶん、あまりうまくいっていない。#サンル #サボ兄さん

ご無沙汰してます!生きてます!

しばらくログインしなかったら、また登録しないと更新できなくなってて焦ったぜ…

本日バラティエに行ったので、サンルな写真もあげるつもりでしたが、やりかたがわからんwww

しばらくワンピでの活動をあまりしてませんすみません。

たまに気が向くと、ぴくしぶに過去作をあげたりしてます。

ではまたそのうち!

HAPPY BIRTHDAY MY DEARST!