2009-01-01から1年間の記事一覧
超今更、「パイレーツオブカリビアン」観ました。もとはといえば、ONEMANIのチャコさんを拝み倒してご一緒したでぜにーらんどで、私が件の映画を観てないことがバレ、早急に観るように!と言われたせいです(笑)しかしレンタルの習慣がなく、映画と言えばスク…
「愛を読む人」を観てきました。15歳のドイツ少年が堕ちた、年上の女性との激しい恋。愛の交わりの前後に、彼女は朗読を望んだ。やがて彼女は痕跡を残さず消え、数年後、法学を学ぶ学生となった彼の前に、彼女は再び姿を現す。人類最悪の罪の一つ、ナチスの…
というわけで、東京ではついに親分放映されたのですよヨホホ。 以下感想(ネタバレ注意)。 ・言いやがったなナレーション、「古今東西何でもあり」と(笑)!江戸期の寺子屋だの板前修業だのエロ本だのについて一応調べた私の努力が(笑)!……ンマー、つまり親…
特に予定のない土曜日。 ぼーっとしてると、また「気がついたら一日中寝て(以下略)」になるのは目に見えているので、昼過ぎに起き上がり、早ジャン買いがてら散歩。ねぐらから徒歩一時間弱の映画館つきショッピングセンターで、上映中の作品チェックしたと…
「……サンジ、おまえ、」 すげーやらしい顔してるぞ、と、腹の下でルフィが笑う。 何が悪い? おれはおまえに惚れてんだ。 男として海賊として惚れた相手を、情人として抱く。 好きな相手を、自分のものと感じることに興奮して、何が悪い? 「……悪い、なんて…
毎朝、通勤のために通る路上に、ここしばらく工事用トラックが停まっている。 何気なく通り過ぎようとして、何かが視界に引っかかる。 よく見ると、運転席の前には、ルフィ&ナミ&ウソップ&チョッパー、そして何故かタイムボカン「おだてブタ」のフィギュ…
「なあ、おい、」 苛立ったような声に振り返ると、例の金髪コックが立っていた。 「──何か用か?」 「……本当に、アレがおまえらの船長なのか?」 ルフィが、このレストランに「就職」して二日目。 予想はしていたが、思っていたよりも遙かに早い。 「……ウチ…
あのだ。 …Mr.3×ルフィって、イケないかな…? なんなら逆でも可! ↑ここまでで「ついていけん」と思った方はバックでヨロ。 そうだなあ、さすがに原作ネタは難しそうだし、ここはいっちょパラレルで。 孤高の芸術家、Mr.3ことギャルディーノは気鋭の彫刻家。…
自分の日記を読み返して、言葉が統一されてないのに気づいた。 一般的に、遊園地のアレはどっちだろう。コーヒーカップ、かな? しかしでずにーのアレは、「アリスのティーパーティ」ネタだから、ティーカップだろうしなあ。 ……ま、どっちでもいいか。言語は…
東京ではついにアニワンがここまで来ました。情報通り、次週はフランキー&ブルックも参加の時代劇であるよし。 親分は愛してるが、ここで休憩はアニメ派の方々には辛かろうなあ…。 ※以下、正直な感想です。私は全滅展開肯定派ですので、そういう意見を読み…
年に一度の恒例ディズニー。 一人映画なら慣れているが、さすがに一人ディズニーができるほどの手練れではないつーか、一人で遊園地は寂しすぎるが、遠方の友人を呼び出すわけにもいかず、さりとて身近に誘えるあてとてなく。 やむを得ず、ONEMANIのチャコさ…
──ほら、食え。 差し出されたあれは、何だっただろう。 懐かしい匂いがする。むせかえるような緑の匂い。 木々のそこここに息づく獣、視界の隅を横切る極彩色の鳥。 七武海のやつに空に飛ばされたはずのおれが、なんでここにいるのかはわからない。 でももし…
寝返りを打つと、お気に入りの昼寝枕が声を立てた。 「……おい」 何だよ、うるせェな。 「ここで寝る気か?」 「ダメか?」 「……キッチンの方から、嵐の気配がするが?」 「嵐なら、ナミがいるから平気だ。オヤスミ」 目を閉じると、頭の上から溜め息と一緒に…
いずれおまえが海賊の王と呼ばれるのなら、そのとき、誰がその名に並ぶだろう。 ひとが「海賊王ゴールド・ロジャー」を呼ぶ時、決まって「冥王シルバーズ・レイリー」の名を口にするように、「海賊王モンキー・D・ルフィ」の名前は、誰を傍らに伴うのだろう…
「……なあ、だから親分、機嫌直せって」 うるさい、サンジ。 別におれは怒ってなんかいない。 花見の祭りで買った、珍しい飴に夢中なだけだ。 ……約束を忘れてた奴にかまうより、そっちの方が大事だからな。 「……変わった食いもんだな。甘いのか?」 あたりま…
先週予告していた通り、素敵いただきもの更新! まずは、大好きな蛙太郎さんから、誕プレのお返しとしていただいてしまった、まさにエビタイなテキスト「ネバーギブアップ」を、おたからぶんに更新させていただきましたv 5月28日の日記に書いた拙文「くちび…
またしても惰眠な1日を過ごしてしまった…。 それでもまだ眠いぜちくしょー。 せめて人間らしい時間を過ごそうと、午後も半ばにゆうな嬢をお茶に誘ってみるも、見事に振られてみたり。 アニワンは、冥王さまが格好良すぎでどうしましょうか。 あと、ゾロを背…
「それでな、エースがな、」 「……ふうん」 サンジは気のない様子で、タバコの煙を吐いた。 深夜のキッチン。 皿を洗ったり野菜を切ったり、くるくると忙しそうに働くサンジ。 テーブルに座ったおれの前には、湯気を立てるミルク。 いつからだろう。 時々、お…
「それでな、エースがな、」 ……ああ、今日は『黒』の方か。 深夜のキッチン。 今日の片付けと、明日の下拵え。 おとなしくテーブルに座って、とりとめもない話をするルフィ。 いつからだろう。 時々、おれはルフィと一緒にこういう時間を過ごすようになった…
「……本当に、行かなくていいのか?」 二人っきりになった途端、サンジがぽつりと呟いた。 「んん?」 「その、紙さ」 タバコを挟んだ指で、サンジはおれの帽子を示す。──帽子の中の、焦げた紙片を。 「あァ。……エースなら大丈夫だ。おれが心配なんかしたら、…
大変だ!親分、てーへんだああ! え、いや、ハンニャバルの髪がグレイッシュなブラウンだったことでも、サディちゃんの髪がナミの姉かとみまがうオレンジだったことでも、ルフィがナミの裸には反応すんのにハンコックの裸に反応しない理由が明かされたことで…
それは多分、出会った最初から。 「……長官、聞こえますか?」 卑劣で惰弱で愚昧で臆病で、うぬぼれと権力欲だけが強い、見事なまでの小物。 傷ついた矮小な容姿、吐き出す毒すらも。 いとおしい。 喰ってしまいたい程に。 「いずれ、必ず戻ります」 仕方ない…
雑事にとりまぎれているうちに、ルフィ誕バイキングをやりそこねましたorz あううう。 そんなこんなで、本日ワンピオンリーのサークル参加費をとりあえず振り込みました。あとはサークルカットを作って申し込めば一仕事完了。 そのつぎは、サンルオンリー申…
「なあ、サンジ」 ……悪い、今忙しい。 「雨降ってきたみたいだぞ」 ……そうかよ。 「ウソップの奴、ちゃんと傘持って行ったかな……」 ……あいつはおまえと違って、そういうことには目端が利くだろ。 「そうか、そうだな。……うまく行けば、おカヤの店で雨宿りさ…
表紙は以前、コンビニでジャンプ買うとついてきた巨大ポスターのイラストですな。 実は私のねぐらのドアの内側には、このポスターが張ってあるので(でかすぎるから二つ折りだが)、毎日イヤでも見るイラスト。船長の眩しい笑顔と、チンピラ臭いサンジさんが…
昨日の蛙さんの誕プレに、お返事返歌をいただきました。わーい! エビでタイを釣ってばかりですいません(笑) ここを見てくださってるとのことなので、私信・Kモメさんへ! メールサンクスです。お返事書いてないけど拝読してます。 リンゴちゃん(safari)…
差し出された皿を見て思わず歓声を上げたら、サンジはしいっ!と指を唇に当てて、眉をしかめた。 「いいかルフィ、これは特別なんだぞ。おまえが空腹のあまり計算外のものを喰ったり、ストレスで暴れたりして、ナミさんにご迷惑でもかかったら申し訳ないから…
どこから思い出せばいいだろう。 多分最初は、多くの方々と同じように、1冊の文庫本だったと思う。 猫科の猛獣の顔と、少年とも少女ともつかぬ美しい二人の子どもが描かれていたのを、今でも覚えている。 なにげなく読んで、そのまま勢いのうちに最新刊まで…
キュッと音を立てて最後の皿を拭いてから、テーブルの方を見やると、麦わら帽子はまだそこにあった。 「……いい加減に諦めろよ、ルフィ」 できるだけ酷薄な口調になるように、気をつけて声をかける。 だがルフィは、どこ吹く風と言わんばかりの顔だ。 「諦め…
指をぱちりと鳴らすと、周囲は青一色に包まれた。 能力者を誘うことも溺れさせることもない幻影の海に、無数の魚達の横腹が銀色に閃く。 「……ま、今日の舞台設定はこんなもんか」 ようこそ、ここは「ヒッポカンパス」。 劇場であり遊園地でありレストランで…