異見(都々逸4)
なぜおれはあのとき、見てしまったのだろう。
「おれはもう、誰にも敗けねェから!!!」
あてのない夢に命をかける狂人達の、魂の光輝。
「文句あるか、海賊王」
「しししし!ない!!」
目をそらさねばならないとわかっていた。そうしなければ取り込まれる。
この底知れぬ、夢という名の底なし穴に引きずり込まれる。
……いや、違う。
おれの中にある、彼らと同質の狂気が目を覚ます。
あそこにはまだ、おれの場所がある。
あの麦わら帽子のガキの姿をした狂気が、さらにおれを狂わせる。
わかっていた。
見てはいけないと、わかっていたんだ。
〈異見聞く時ゃ頭を下げな 下げりゃ異見が上を越す〉
☆☆☆
下げなかったのでモロに毒気にぶち当たりました、という。
しかしこの都々逸、なんというか銀魂のサブタイトルのようだな。
マイ愛携帯・「魔神皇」さま続報(「マジンノウ」:某ゲームキャラ由来のマイ携帯愛称)。
意気揚々と電池交換してもらったにもかかわらず、いざねぐらで充電してみると、充電がほぼ不可能なことが発覚。キノコショップでの充電は無問題だったことからすると、どうやら電池と充電器が同時にイカれたもよう。餓死した魔神皇さまを抱えて出社し、会社に置いてあった乾電池式充電器を試してみると充電できたので、本体には異常なしと判断。
やむを得ず、また昼休みを潰してキノコショップへ。新充電器を購入。
……これでさすがに問題解決だよな?そうだと言ってくれ魔神皇さま!
「GOLDEN RULE」追加。書きためはあと一回しかない。
(メモ)
拍手ありがとうございました!