2009-01-01から1年間の記事一覧

終わりました

いやなんかついに終わっちゃいましたな、お祭り。 すごい楽しかったです! 詳しいオフレポを後日書きたいと思います。 さしあたり、今日お会いしたすべての方に、ありがとうございますと申し上げたいです。 ところで。 昨日さるお方からいただいたメールで気…

ぐぎゃあ!

…いきなりの悲鳴で失礼しました。 いよいよ明日に迫るお祭りを控えて、挙動不審状態です。 ようやく落ち着いて新刊を見られるようになったので、改めてチェックしていたら、「autumn day」のオチの一文が抜けてるのに気づきましたorz いや…一字落ちの抜けと…

通販開始してみます

室内に鎮座まします箱に、ようやく怯えないようになってきました。 そうとなれば、これを減らすべく努力せねば。 というわけで、通販受付開始しようと思います。 概要は「紙物」ページに書いてあります。まずはメールにてお問い合わせください。 内容はサイ…

積もる(都々逸/サンル)

「……ひでェな、真っ赤だ」 「サンジこそ、包帯だらけだぞ」 パチリと、暖炉で薪が弾ける。 「……二度と勝手なマネすんなよ、サンジ」 「さァな。──ナミさんと……お前が危なきゃ、またやるかもな」 「船長命令だ」 「……スミマセン、船長。おれの忠誠より、おれ…

緊  張(追記追加!)

案の定印刷屋さんからの荷物を受け取りそこね、不在票をいただく。 今朝一番で飛脚屋さんに連絡。 「(出勤時間)までに届けてもらえますか?」 「ムリ」 ……ということなので、仕方ないので指定できるうちで一番遅い時間にしてもらいました。 今日は可及的速…

んーと

とりあえずたしぎちゃん、誕生日おめでとう。今週は久しぶりにセリフもあってよかったね! あと、トラファルガー・ローの誕生日だという噂もあったので、暫定的におめでとうと言っておきます。頑張れ死の外科医屋。 日記に書きそびれていた最近の日常。 ・普…

背中の海(エール)

「目が覚めたか?」 「……エース?」 ゆらゆらと揺れる、船の夢を見ていた。 顔もよくわからないけど、大事なおれの仲間達が一緒だった。 風を受けるのは、黒地にドクロの旗。 「……おれ、どうしたんだっけ?」 「──あァ、悪ィ。ちょっとやりすぎた」 「……ああ…

リハビリ13

「……おまえのもの?」 うーん……おかしいな。サンベーダーはちゃんと宇宙共通語を話してるはずなんだが、いまいち意味が理解できない。火星訛りとかだろうか。 なんか名詞とか所有格とかおかしなことになってるし。 「おれはおまえのものとかにはなれねェよ?…

お約束(都々逸/サンル)

サンジは、優しい。 おれが船に乗ったばかりのとき、おれを「非常食」とか呼んで意地悪したくせに、おれの食べられるものや好物を聞いてくれたのを覚えている。 サンジは、いつだってそんな感じだ。 口は悪いけど優しくて、誰のことにも(特に女のことには)…

あゝをとうとよ

入稿とリアル仕事の山場が終わって、ちょっと呆然としてます。 このままじゃイカン、エールでも書こう!と、一念発起して脳内でネタ検索。 ……「弟」「戦場」「願い」のキーワード一致の物件発見。なになに。 「あゝをとうとよ、君を泣く、 君死にたまふこと…

案の定

さっそく問題勃発。 ・おーいヤマトの兄さん!火曜日夜に荷物出したら、水曜に着くって言ったじゃんかよー!なんで今朝にならないと着かないんだよおおお。 ・そんなわけで早くも印刷所のお姉さんから、「あのー」と電話かかってきちゃったよ。平日午前中、…

たったひとこと(都々逸/サンル/ヤンデレ)

ああ、手首、真っ赤に腫れちまったな、可哀想に。 もう少しきめの細かいロープが手に入れば良かったんだが、もとが罪人用だから、そう都合のいいもんがなくてな。 海軍ももう少し気を利かせて、レディ用のシルクのロープでも開発すればいいものを。 海楼石さ…

にゅーこーしました

経験上、ぜっっっっっったいになんかまだミスはあるだろうなあと思いつつ。 もうこれ以上あがいてもしょーがねえや…。 私がセンスやら文才やらないのとか、性格がアホなことは最初から分かってるからなあ。 そんなわけで、あとは印刷所さんが頑張ってくださ…

水(エール/ネタバレ)

それは、ほんのわずかな、唇を湿らせるだけの量の水。 これが正しいことなのかどうか、わからない。 これがいつか、何かを狂わせてしまうのかもしれない。 わからない。 でも今のおれには、これしか思いつかない。 ずっとひとりだった。 たとえ誰がそばにい…

リハビリ12

「お待たせ、デザートだぜ(アイーン)」 「その前に服よこせ!」 「……ジェラート、溶けるぜ?(アイーン)」 「…………。あとでちゃんと返せよ!」 まずい。 こいつのペースに巻き込まれている。 しかし、そうとわかっていてもデザートは美味い。 どうすりゃい…

リハビリ11

「ぷはー、食った食った!美味かった!」 「……そうか、よかった(アイーン)」 まあ結局、美味いメシを腹一杯食った状態で不機嫌なままでいるのはかなり難しかった。 サンベーダーは飯の間中、おれが食いやすいようにサイズを気遣ってくれたり、熱いものは吹…

流されて

「カムイ外伝」を観てきました。遙かな昔、テレビアニメは見たことある、はず。確か原作も(外伝だけ)読んだ。細かいことは覚えてないが、カムイが抜け忍でかっこよくて飯綱落としと霞斬りが無敵で、グロくて死人が多かったのは覚えている。しかし今思うと…

編集作業中

センスが欲しい…orz お題をひとつこなそうと思いましたが、さすがに眠いのでパス。 ただいませっせと入稿準備中です。 フルカラー表紙、本文64ページの予定。 初心者なので不備が怖くてたまりません。これでいいのか誰か教えて(泣) そして自分のレイアウトセ…

あ、そうだ

昨日眠さのあまり、重要なことを書き落としておりました。 サンルオンリー「アメとゴム」、弊サークルのスペースは「麦藁帽子の5」です。 当日お越しの際は、お気が向かれましたら是非お寄りください。 周囲が憧れの方ばかりなので、ひとりで萎縮しているこ…

なんとか

書き上げた…。 しかしすでに睡魔的にヤバいので、メールは明日回し。すみません~。 バス移動は思ったよりマシで、眠ってるうちに渋滞を抜け、予定30分遅れ程度でした。よかったよかった。 ので、残った体力を振り絞り、お台場のワンピースショップをのぞき…

蛍(都々逸/サンル)

ルフィとサンジが「付き合って」いるのは、周知の事実だ。 今となってはもはや当たり前のこととして、クルー全員に受け入れられていることではあるが、最初発覚したときは、ちょっとしたパニックを引き起こしたものだ。 すぐさま編成された対策委員会(委員…

いとしいとし(都々逸/サンル)

サンジはカワイイ。 ……そう言ったら、頭の上から、靴の踵が降ってきた。 「この超絶カッコいいおれ様のどこがカワイイって?え?」 うん、まずその単純でアホなとこな。 いちいちカッコつけたり、自画自賛するのもカワイイし、あと、毎朝鏡の前で、せっせと…

歌(都々逸/ヨーキ&ブルック)

「いい声と腕だな。こんな場末の酒場には惜しい」 そう言われたのは、初めてではなかった。 しかし、それに続く言葉には目を剥いた。 「──だからおまえ、おれと来いよ。海賊になれ」 「いつものを頼む、ブルック」 「了解、船長」 弓を取り上げ、弦に当てる…

お気に入り(エール/最新号ネタバレ気味)

「──そら、そこの枝の上だ。見えるか?」 「んー……あ、アレか、青いの」 おれの指す方を凝視していたルフィが、満面の笑顔で言う。 ──次の瞬間。 無造作に伸びて、枝の間の鳥の巣から卵を奪おうとしたゴムの腕を、おれはすんでのところではたき落とした。 「…

あざみの花(都々逸/サンル)

一番最初のきっかけは──まあ多分、早い話がタマってた、てやつだと思う。 戦場では無双のあの男の、普段の無邪気さに興味を惹かれたのも確かだ。 ガキそのものの、何にも知らないまっさらな心身を、おれの色で染めてみたらどうなるだろう? ……そんな、無責任…

繻子の帯(都々逸/サンル)

「……これだけの量を、いっぺんに平らげるか普通。おまえの腹はどうなってんだ」 「別に、どうもなってねェぞ?ゴムだけど」 「ウソつけ。絶対、四次元ポケットに繋がってるとか、ブラックホールになってるとか、何かペテンがあるに違いねェ」 「んなもんねェ…

アンケート本日で最終です

10時現在の状況を見ると、どうやらエースモエー同時収録可、とおっしゃる方の方が多いようですね(なお、アンケート頁の他にも、個人的なメールにて、同時収録可に2票いただいております)。 初めての試みでしたが、思わぬご協力を賜り、ありがとうございま…

苦労(都々逸/サンル)

本日のキャプテンは、なぜかキッチンのテーブルに座り込んだまま、いやにおとなしくしている。 いつもならここで、おやつのおねだりのひとつもあるところだが。 「どうした、ルフィ?腹でも痛いのか?」 訊ねると、ルフィはテーブルに上半身を伸ばしたまま、…

エターナルポース(ゾロ→ルフィ)

包帯の下で、皮膚がぴりぴりと疼く。 ……ああ、また何かトラブルを起こしてやがるな、あのアホ船長が。 生まれて19年、ひとりだった。 肩を並べても、夢を語っても、おれと「おなじ」生き物は、どこにもいなかった。 あの日、あの麦わら帽子の下に光る目を見…

顔がキレイ。

「TAJOMARU」を観てきました。芥川竜之介の名作「藪の中」を原案にしたという、世界の黒沢に挑む心意気やよし!と思ったのですが。あらすじ室町末期、名門畠山氏には兄弟があり、彼らと大納言家の姫君はいつも一緒の幼なじみ。ある日、弟は気まぐれから盗人…