鋼鉄王子
おれが天才だと?そんなわけはないさ。
おれはただ、人よりちっとばかり経験を積んでるだけだ。
ンマー、おれが思うに、天才というのは、常に新しい何かを創り出そうとするやつだ。
いや……創ろうとする、というのも正確じゃない。
きっとそういうやつは、創らずにはいられないんだろう。食らい眠り呼吸することと、創り出すことに何らの差異もない。
泉が水を噴き上げるように、常に新たなアイデアに満ち、水が高きから低きに流れるように、その手はとどまることを知らない。
たとえば、どんなに戒められても、禁じられても、あるいはどれほど疲れ果てていても、悩み苦しんでいても、傷つき手足が利かなくなろうとも。
それでもなお、新しいものを創ろうとする。
……きっと、そういうやつを天才と呼ぶんだ。
しかし、もし。
もしもそういうやつに、創り出すことを止めさせることができるものがあるとしたら。
……それは、どれほどの絶望だろうか。
☆☆☆
携帯の中から写真発見。ミント味のちっちゃいキャンディだったような記憶が。
毎度お馴染みのネタで恐縮ですが、土日にたまりきった屑メール処理をしているときに発見した名前。
「Frankie Prince」
え、フラサン!?……いやいや待て。
最近サンル界ではサンジ本物の王子説も流行っているようですし、某様情報によればゾロが王族設定なお話を書いていらっしゃるZLサイト様もあるらしい。
もちろん我らが海賊王は、Dの王子だし。
ここはひとつ、またしても不毛な可能性追求妄想。題して、「フランキーが王子な可能性の追求」。
海賊船から捨てられた子……海賊に浚われた王女の忘れ形見とか。実は忠臣たちが革命の起こった国から幼王子を救い出し、やがて海賊に身を落として、W7に亡命……いやいや、さすがに無理すぎだろう。
しかし、彼が億が一王族だとしたら、髪の色からして、アラバスタ王家と血縁だという可能性は捨てきれない。
(メモ1)
NZさーん!サンル妄想ならいつでもしておりますとも!
今回はウソルとかブルルも美味しかったですな。つーか私は、来週あたり見られるはずの、チビ船長へのみんなの対応にワクがムネムネですよ!ビバギア3!
(メモ2)
「ひとつなぎ」にMMチョッパー編更新。初めてサイト公開するネタです。