もう一度歌ってくれ…「ペガサス幻想」をさ

じゃらららーらら じゃらららーらら じゃらららーらららららーせんせやー!

というわけで、「聖闘士星矢レジェンドオブサンクチュアリ」を見て参りましたよ!
以下あらすじを追いつつネタバレなので見る予定の方はご注意。


星矢…。
思い起こせばこのタイトルとのつきあいも三十年近くになる。
若かりし日、偶然買ったこともない少年漫画雑誌を手にし、ぱらりとめくったページで微笑んでいた少年がいなかったら、今私はこんなオタ街道一直線は……してたかもしれないけども。
ともあれ一目惚れした彼の運命を知るべく雑誌を追い、やがて始まったアニメも欠かさずチェック。
当時からの友人は言った。
「星矢が北欧神話編やるんだって、て言ったら、みえちゃん顔色も変えずに『読まなきゃ』て言ったよね」
まあそんな感じで、私のオタへの扉を開いたのは、かの神話の戦士たちだったと言って過言ではない。

それから幾星霜。
気づけば前世編やら黄金編やらの番外編連載を多くの漫画家さんが手掛け、パチンコになったりアニメ化したり。
私の愛したあの少年を含め、何人ものキャラの声優さんが鬼籍に入られ。

「フルCGアニメ化…?マジで?ていうかwwwwデッスーの声平田さんかよwwwwわかったよ見るよ見ますとも!」
そういうことになったわけで。


残念ながら公開初日およびその週末は映画館に向かうことができず、明けた月曜日、仕事帰りにレイトショーのチケットを買う。
座席指定のとき、かなり広いホールに私以外席を指定した痕跡がないことに怯えつつ、パンフレットを買いにいくとすでに品切だという。


やむをえず映画館併設のバーでかなりひどい対応を受けつつ(店にはいって数分放置、予約客と間違われる、店員さんの愚痴丸ぎこえなど。ちなみに高い)、備え付けのパンフ閲覧。
ふむふむ黄金が…天秤の設定がないんですがこのやろう。ちょうどページの切れ目でごまかしていやがるww
十二宮のデザインに凝ったとな。…天秤はしかたないとしても、処女宮のデザイン画がありませんよ?あと魚とか双子とか山羊とか。
…他はともかく、処女宮なしで十二宮とかありえないし、スペース足りなかったかな?載せてあげろよ一枚くらい!

…そんなことも、思っていました(遠い目)


さて開幕。
宇宙空間が映し出される。さてはビッグバンが(略)とかかな…と思う間もなく、空間を切り裂く金の光。
まさか、と見れば、力強く羽ばたく黄金の翼!

黄金獅子の花嫁 (タイバニ・ライジング感想小ネタかきかけ)

ガタゴトと揺れていた馬車の動きが不意になめらかになったことに気づいて、ライアン・ゴールドスミスはそっと窓の紗を押し上げ、外の様子を伺った。
空を目指して競うような摩天楼。見慣れないメガロポリス
今日からこの街が、自分の街になる。
……異国の王都、シュテルンビルト。
ライアンは、この街の王子の妃となるために、母国コンチネンタルからはるばる嫁いできたのだ。


別に、結婚に夢など見ていない。
王女として生まれた以上、いずれは他国に嫁すことは覚悟していた。
……できればバーナビー王子が、尊敬しあい、助け合うことのできる相手であればいい。
そのためには、……ライアンの方も、もちろん努力せねばならないだろうが。

ライアンはそっと、ため息をつく。
輝く黄金の髪、若葉の色の瞳。由緒あるコンチネンタルの王女は、猛獣のように美しい。
だが実のところ、ライアンには王女として生きていくにはあまりにも繊細な心の持ち主であった。
人見知りで人付き合いが苦手、というのは、そこらの村娘なら可愛らしいですむけれども、王女としては欠点に近い。
とはいえ、ライアンのそのような一面を知るのは、ほんの限られた人間だけだ。親族や間近に仕える者たち、……そしてこれからは、きっと、夫となる人物が。
幼い頃から施された王女としての教育は、その欠点を覆い隠す立ち居振舞いをライアンに与えた。「わたくしの靴にキスをしてくださらない?(大意)」などと言えるようになったのも、ひとえに空気を読まず振る舞う訓練の成果だ。――おどおどした王女よりは、驕慢な王女である方が、宮廷では生きていきやすい。
だがこの先、夫相手にそうはいかないだろう。互いの距離を測り、足並みを揃え、ときには夫を立てたり従ったりも必要となる。
人付き合いが苦手で、緊張するとつい五割増しで尊大な態度をとる癖のある王女としては、不安しかない。

せめて。
せめて、嫁ぐその方が、よい方でありますように。
……祈りは唇に乗ることなく、地に落ちた。



ようこそ、歓迎の式典を用意しているよ。王子とはそこで引き合わせよう、と、シュナイダー王は微笑んだ。
王とはいえ、ライアンの婚約者バーナビーの父ではないときく。前王が諸々の事情で王位を追われたとか、その前王もバーナビーではないとかなんとか。
一通り頭に入れてきたシュテルンビルトの基礎知識を頭のなかでめくりながら、ライアンは身支度をととのえる。
翼のように仕立てられた最高の晴れ着は、故郷から持ってきたものだ。

――そう、言っておくことがあってね。知る必要はないと思うけれど、どこから耳に入るかわからないし。
――バーナビーには、実は君の前にね。

別に。
愛があって嫁ぐわけじゃない。
王族同士の婚姻は、契約であり象徴であり、人間としての愛情やら恋情とは関係ないものだ。
もちろん、形式上とはいえ愛を誓うのだから、そのような関係を築ければ理想的ではあるけれども。

――……詳しい話?じゃああとは秘書に聞いてくれるかい?ヴィルギル!
――はい。……元妃殿下はそもそも、王子殿下より年長であられて……
――やっぱり、嫁は若いにこしたことはないよね。……アライグマみたいなんだよな……


前の妃、か。
どんな人だろう。
王子とその人は、どんな関係を築いていたのだろう。
……ライアンは、その人の代わり、なのだろうか。
それは正直、気分がよくない。

待機場所の外から、嵐のような歓声が聞こえる。どうやら、バーナビー王子が宴に現れたようだ。
胸が高なる。いよいよ、時が来た。
「――紹介します!」
唐突に目隠しの幕が取り去られ、スポットライトがライアンの姿を照らし出す。
一瞬、目が眩みそうになるが、すぐに慣れた。
視界に映るのは、満座の紳士淑女、新たな王子妃を歓迎に集まったはずの人々。

――彼らの目は、一人残らず。
驚愕と、不審と、排斥の色を浮かべていた。


「僕を騙したんですね!」
シュナイダー王に噛みつく勢いで抗議している、美しい青年。どうやら彼がバーナビー王子であるらしい、と、ようやくライアンは認識した。
宴でどう振る舞ったかは正直あまり覚えていない。自分が歓迎されていないことをぴりりと肌で感じた瞬間から、ライアンは完全に「対外モード」に切り換えた。
空気など読んでいては、やっていられない。むしろ、自分を守るためにも、空気を破壊することが必要だった。
たぶん宴でも数言ぐらいは交わしたはずだが、バーナビーをきちんと見たのはこれが初めてだ。
金の巻き毛、翡翠の瞳、眼鏡が似合う理知的で端整な顔立ち。絵本に出てくる「王子さま」を現代につれてきたら、きっとこうなるだろうと思わせる容姿。……だがこの王子さまは、ただおとなしくハッピーエンドを運んでくるだけではないらしい。
「僕は離婚なんて承諾してません!ましてや新しい妻なんて」
「サインはしたはずだよ?」
「僕がサインしたのは新しい役職に就くというだけの!」
「付帯条件にちゃんと書いてあったはずだけど?」
「……失礼ですけど、我儘が過ぎるのでは?結婚など、ただの契約ではありませんの(大意)」
バーナビー王子のあまりの食い下がりように、ついライアンは口を挟む。
……まさか、ことここに及んで、婚約者からこうまで拒絶されるとは思わなかった。これでははるばる嫁いできたライアンの立場がないではないか。
だがその抗議に、王子は凍りつくような一瞥を投げ、「あなたは黙っていてください」と冷たく切り捨てた。
ライアンが言葉を返すより前に、静かな声が辺りを払う。
「その辺にしとけ、バニー」


黒い髪、浅黒い肌、琥珀色の瞳。
顔を半ば覆うマスクは、まるで、そう。
……アライグマのような。


その人を見た瞬間、バーナビーの空気が変わるのがわかった。
明らかに近しい、心許した相手に対する態度。
「……虎徹さん!」
「スポットライトをあびたお前、やっぱりかっこよかったぞ」

なんだろう、この空気。
廊下の向こうからは数人の青年や少女が、こちらを伺っている。……明らかに、高位の貴族たちだ。
あるいはむっつりと唇を引き結び、あるいはあからさまに憤懣の表情を浮かべた彼ら彼女らは、どう見てもこの夫婦の――「元」夫婦の処遇に不満があるらしい。
長い髪の少女にキッと強い目を向けられたが、こちらにそんな感情を向けられても困る。これではまるでライアンが、バーナビーを無理矢理略奪したかのようではないか。
たしかにバーナビーとはよい夫婦になりたいと願ってはいたが、そもそもの話、会ったことさえ今日が初めてなのだ。気の合う妻と望まずして引き裂かれたらしいのは気の毒だが、本来王族の婚姻はそういうものだ。世界の情勢が変われば、よりふさわしいパートナーを求めるのは当然のこと。
……ライアンは虎徹の代わりではない。虎徹を押し退ける存在ではない。ライアンが来たのは、まったく新しい関係を築くためだ。
バーナビーと虎徹が作り上げた図形が円だとすれば、バーナビーとライアンは四角か、三角か、あるいは星形を作ることになる。
それはきっと、誰の目にも、すぐにわかるだろう。
もちろん、バーナビー自身にも。


かくして始まったバーナビーとライアンの結婚生活は、表向きは非常に平穏だった。
最初の公務であるアメジストタワーでの舞踏会では、二人の息の合ったダンスが人々の称賛を浴び、シュナイダー王をしばらく上機嫌にさせた。
ライアンは夫を「ジュニア」と呼んだ。虎徹と似た呼び方は、王子自身のためにも好ましくはあるまい。
しばらく一緒にいれば、バーナビーの性格も見えてくる。見た目より真面目で、優しくて、情熱的で、不器用。人とは必ず距離をとる。どうでもいい相手や支援者に向ける外ヅラは完璧。
……まあある意味、扱いやすい相手とも言える。

ちなみに夫婦が夫婦たる所以の、夜の件に関しては、予想はしていたが一切なかった。いわゆる「白い結婚」というやつだが、これも王族にはよくあることと、ライアンは気にはしていない。睡眠をしっかりとれるのはよいことだ。

だが、周辺の環境は正直、ライアンに居心地がよいとはいえなかった。
お披露目で出会った貴族たち――シーモア火炎公、グッドマン天翔侯、ライル蒼華伯ら、宮廷の花とうたわれる社交界の中心人物たちは、初対面以降は特に文句を言うわけでもなく、普通にライアンを歓迎し、仲間と認めてはくれた。しかし彼らの礼儀正しい振る舞いの中に、よそよそしさがあるのははっきりわかる。それは単なる異国人への疎外ではない。

たとえば。
バーナビーと共に、ドレスメーカーを訪れたことがあった。
天才と名高い、囁き声の仕立て職人は、ライアンの今までの礼服を罵倒し、よりみごとな作品を仕上げてくれた。着るものにさほど興味のないライアンとしては、単純に喜ばしいだけのことだ。
そんなライアンの対応に、職人は眉をひそめていた。
相変わらず声はほとんど聞こえなかったが、その口の形が紡いだ名は、ライアンにも覚えのあるものだった。

ダンガンロンパネタバレ感想【スクールモード】

そのまま勢いに乗ってスクールモード7周ほどしたのでついでにこちらも。

もちろん全部ネタバレ。



【基本】
これがまったくわかってなかった初回は悲惨でした。
・まずは通信簿全員埋める
・当座の目標に必要な材料を優先しつつ、ツールの材料を揃える。うっかり当座用の材料使い込まないように、目標はとりあえず完成させとくとよい
・目標を二~三体作ったところで結果は変わらんので材料は他のところに使う方がよい
・体力あるやつ調子いいやつは遠い教室に送り込め。いま必要でない材料も幅広くストック
・ポエム集、ペンキ、ICチップあたりは大量につくりためておく
・掃除は二日くらいは放置しても大丈夫。掃除機作る余裕ができたら人手を探索に回せ
・体力ギリギリな人へのドーピングを忘れないこと。個人的には休ませてやりたい。なおダウンしても調子よくなると即起きてくる
・探索・掃除レベルは9まで。レベル上げアイテムを作りまくれ
・バグがあるので注意。私の場合モノクマの姿が消えて、その回確実に好感度MAXになってたキャラとのエンディングが発生せず、またモノクマが消えるまでに好感度MAXを確認したキャラとはエンディング発生したもののプレゼントは残らなかった。ゲームを完全に終了、再起動で直る模様。モノクマ以外のキャラの消滅もあるらしい
口説きは、うん、がんばれ。一度に三人~四人くらいが無理ないペース



【感想】
むう。
まあなんだ、ギャルゲーとか乙女ゲーにはありがちとは思いますが、ひたすら相手を懐柔する会話を続けてるとけっこう精神力削られるよね!
相手の気に入らない台詞を選んでしまうとなかなかな罵倒台詞を頂戴できますが、親密度は下がらないらしいので余裕と精神力があればいろいろ試すのも楽しいかもです。

あと一部のキャラとの関係は、本編の他キャラの位置を乗っ取ってるのがちょっとなあ。
例えば不二咲くんが強くなる相談を主人公にもちかける、とか、石丸くんが主人公を親友とするとかは、大和田くんの立ち位置を乗っ取ってるようで正直気分はよくない。


しかし最大の問題はエンディング。
だいたいの男は、今後も仲良くしようね♪ですみますが、わりとガチに独占しようとしてくるのがいるので、同じ回にそういうパターンが二人以上いるとすさまじい嵐の予感。
しかしもっと恐ろしいのは女の子たち。基本的にラブラブエンディングなので、どの子も(程度の差はあれ)苗木くんをがっつり恋人扱い。しかも恐ろしいことに苗木くんがそれを天然砲でかわすことなく、がっつり受け止めてることです…。二人以上同時卒業すると心臓に悪いよ…。
だってだってこの子達がいざとなればなにをやらかすか、こっちは知り抜いてるわけじゃないですか!守護聖さまを二股や三股かけたところで刃傷沙汰は起こらないでしょうが、こっちはマジに【Nice boat】しかねんわ!
…そういえば苗木くんの名前、誠でしたっけか。



あ、ところで本編に書きそびれましたが。
なんでダンガンロンパ世界の扉や窓はそりかえってるの?
あとごみ処理室前の廊下や食堂の窓からは脱走できそうじゃね?

ダンガンロンパネタバレ感想【本編】

なんだかんだがありまして。
手を出してみました、ダンガンロンパ
以下、最初から最後までネタバレです。



【全体の感想】

ストーリーとキャラはたいへん魅力的で好みでした。
画面のデザインは、真女神転生とか思い出すなあ。あちらはちょっとした角にぶつかって進めなくなったりはしなかったと思うがw
3Dはなんつーか、麦わらチェイスと併映だったトリコの映画を思い出しました。なんかこう、絵を何層かに並べて奥行きだしたみたいな。
会話やらなにやらにネタが多いw オタク向けであると同時に、ストーリーの陰惨さをやわらげるためと、逆に黒幕の幼児的な残忍さを表現するためなんだろなあ。
そしてなにがつらいってアクションがつらいwww裁判がなかなか突破できないww(物理的に)
マンガのコマ埋めはイラスト小さくて見辛いしなあ。このあたり改善してはいただけぬかのう。

しかしなんにしても初回プレイ後の感想は、「かなしい」。ただひたすら、かなしい。


【キャラクター】
苗木くん
だから私は霧切さんに相談するって!言ったのに!www
プレイヤーの分身、というには個性強すぎますな苗木くん。とはいえ他の連中のアクが強すぎるなかで、苗木くんはよく頑張った。
あとあの距離落ちて怪我しないとかなにげに超人。
もってたはずのコーラや油芋で命を繋ぎたまえ。


石丸くん
たぶん仲間のなかでも一番脆い子だろうなあ。
たぶん(彼の意識では)生まれて初めての友達への執着からも、彼が孤高というより孤独、ぶっちゃけコミュ障だったのがうかがえるし。
しかし仲間のなかにそれなりの秩序を生み出そうとしたり、あの極限状態でも努力をやめなかった根性はたいしたものだと思う。


十神くん
正直不思議に思うのは、あれだけ敵をつくる性格でありながら、一族サバイバルを生き抜いてきたらしいことだ…。
余計な戦いとかして損してないかいとがみくん。
たぶん写真見る限りでは、口ではひどいこと言いつつ面倒見がいいとかで、みんなに「ああとがみはああいうやつだから」と認識されてなまぬるく愛されていたのだろう…。


大和田くん
感想サイトなど見ると、カスだカスだといわれてて悲しい。彼の動機はすごくよくわかるけどなあ…。
彼にとっておそらく特別であろう「兄弟」という言葉をなぜあっさりと石丸に許したのか、そうでありながらなぜ最後の最後まで自分を信じようとする石丸に一顧だに与えなかったのか。
考えれば考えるほど悲しい。
そして話してみると硬派と見せかけ意外と桜木花道系www


桑田くん
軽薄ではあるが気の毒。
あの状態を放置しても、この先安心して暮らせるとは思えないし、冤罪着せられたらしまいだからなあ。
会話してみると実はマジに舞園さんのファンらしいということがわかりつらい。そら、呼び出されたらホイホイ行っちゃうよね…。


山田くん
話しやすいことは話しやすいが、いろいろツッコミどころが多い。イベント会場に客はこないぜ同人作家!客ではなく参加者だ!
どうやら描いてるのは二次の男性向けらしいが、それ文化祭で売ったんか…一万部…どんな文化祭や…。
ある意味いちばんつらい最後を迎えてしまった子のような気がする。思い出しちゃったんだよね、友達に殺されたことも、友達を殺したことも。


葉隠くん
クズ。
…とりあえず生き残ったのはすごいと思うが、今後役に立つとも思えず。
もうちょっと堅実な生き方を心がけようぜ最年長。
化学らしいノートが残ってたが、なにげに理系なのであろうか。まあ占いは科学だというしなあ。


不二咲くん
さん、と呼びたい気もする。
しかし精神的にも、たぶん性嗜好的にも、ふつうの男性だよねこの子。少なくとも女性化願望やら同性愛傾向やらはなさそうに見える。単なる服装倒錯。
しかし十神くんにも性別わからなかったんだから、相当骨格やらなにやらが華奢だったんだろなあ。
アルターエゴの製作はお見事だが、なぜ大和田くんのデータ入れたの…おかげで石丸くんの人格が…。


舞園さん
まさかの偽メインヒロイン。あの容姿にあの過去は卑怯だろうw普通にヒロインだと思うわww
芸能界で生き抜いただけはある狡猾さとガッツ、ルールを把握してなかったとはいえ苗木くんを陥れようとした冷徹さ。友達になりたくはないがキャラとしてとても面白いと思う。
そういえば彼女が殺された瞬間は、たぶん黒幕も見てないんだよね?
あと、やはりどう見ても本気でエスパーじゃね?


霧切さん
クールビューティなコミュ障。そんなに人当たり悪くて大丈夫か探偵。
男子トイレにもがんがん入り、男のパンツに手を突っ込み、ダストシュートに飛び込む行動力。ていうかアルターエゴの問題抱えてた頃、モノクマから見たらなにかと男女みんなで脱衣場にこもるとか、あやしさてんこ盛りだよね。
すねて無視とかはかわいいけどこちらはかなりストレスだったのでやめていただきたかった。


朝日奈さん
なんというか、いちばんふつーの女の子だったという印象。あと巨乳。
全般に濃いキャラだらけの中では目立たず不遇だったような気がする。
しかし親友の筆跡くらいは覚えておこうぜ!


大神さん
さくらちゃんは天使。
…てゆーかずるいよねさくらちゃんは。見た目があれなだけで、なにやってもネタになる。キャラデザの勝利。
好きな人は、二年間にもう亡くなってるのかな…。それともさくらちゃんの信じる通り、外で彼女を待っているのか。
人質とかもすべて嘘なんだろうなあ。
せめてもう少し、安らかな気持ちで逝かせてあげたかった…。


腐川さん
まずスタッフに言いたい。これは腐女子ちがう。
いやまあハサミをファルスシンボルとして自らを攻めに擬してるのだろうが、自分が介入したい派より端から静観したい派の方が多いと思うんだけど。彼女は腐萌えしてるというより単にイケメンを疑似レイプ(その結果殺してしまうわけだが)したいのであって、それは単なる性的倒錯だと思うんだが…。
本体の方は虐待とかいろいろ受けてるようだが、分裂までしてる割りには本体もけっこう打たれ強いよな…。
外界が崩壊していなければ野に放つのは危険すぎるが、サバイバルには役立ちそう…なのか?
てかどうやってつくるのハサミ?


セレスさん
扮装はいいとして、目を赤く光らせるのはどうする気だったんです?
やり口に関しては同情の余地がないが、あまりにも計画が杜撰。あまり細心な性格ではないようだし、今までのギャンブルも運だけで戦ってきたっぽいですな。


戦刃さん
残念なお姉ちゃんことむくろさん。ゼロを読むと普通にクラス仲間として過ごしてた様子がほほえましい。妹との関係は知られてなかったのかな?しかし当人が自主的に傭兵になったとかは調べられてたはずだよな?
会話すると次々ボロをだし、残念さは不動。さぞや黒幕さんも頭が痛かろうと思われる。


江ノ島さん
間違いなくいちばん働いてた人。食料の補給から死体の片付け、壁紙・床板の張り替え、死刑場の製作、二十四時間監視、モノクマ操作、動機の準備その他もろもろをひとりでやってたかと思うとまさに超人。あと自分が死ぬと空気清浄機が止まるってどういうシステムだ?死んだらパソコンからやばいデータ削除してくれるシステムみたいなものか?一日に一度認証するとか。
でも彼女もモデルとして、「おはよーございまーす」「じゅんこちゃーん!こっち目線ね!いいよいいよ!」「おつかれさまー」とかあたりさわりなく振る舞ってた頃もあるのだな、と思うと感慨深い。



各話の感想などは気が向いたら改めて。

サイト誕生日

はっぴばまいでぃあれすと!

そんなわけで当サイトも開設記念日です。

さっぱり更新してなくてすみません。

あと大分前に拍手でありがたいお言葉くださったかたありがとうございます!

浮上ついでにお知らせ~。

明日の夏コミ、山田さんのスペースで、わんこルフィ新刊にゲストさせていただきました!

いつもお誘いくださりありがとうございます!

今後の予定は、秋と春にイベント参加できたらな…と思ってます。

あとたまにTwitterで書き散らしてる140字小ネタを拾い集めたいのと、完売した本の内容をあげたいなと思ってます。ぴくしぶとかのがいいのかな…サンルだけじゃなくてエース&スモーカーとかもあるし。

ではでは、ご用がございましたら拍手なりメールなりTwitterなりでご連絡いただければ幸いです!

コッペリウス~あるいは琺瑯質の瞳の青年(エジフェニ、冒頭のみ)

親愛なるフランジスカ。
君がこの文章を目にするとき、私はおそらく、もうここにはいないだろう。

この記録を君に残すのは、君が私に向けてくれた親愛に応えるためだ。
もし君が不要と感じるならば、いつでも消去してくれて構わない。
君の今後の活躍を、心から願っている。

M.E.

☆☆


「エレクトロニック・メタルズ社へ」
言いながら、マイルズ・エッジワースは公共飛行挺のスロットにコインを投げ込んだ。
狭いところは得意ではないが、不馴れな場所へ移動するのに、自分で車を運転するよりもはるかに安全で安価で速く、しかも他人に煩わされない方法を使わない理由はない。

絡む(ロール)

当たり前のことだけれど、舌先に触れたのもまたゴムだった。

柔らかくしない、強く巻きつく。

まるで、獲物を絡めとるかのように。

思えばこいつは最初からそうだった。

あの人買い市で初めて見たときから、強引に、滅茶苦茶に、好き勝手に、人を絡めとり引き付け食らっていた。

黙って食われてなどやるものかと、巻き付くゴムに歯を当てると、鉄の味が滲む。

するりと拘束が外れ、引こうとするのを許さず、顎を押さえる指に力を込めた。

戸惑うような、黒い瞳

……こんな獲物は初めてか?

追い詰め、絡めとり、吸い上げ、吐息さえも奪う。

さあ、おまえとおれと。

どちらが食われる方か、決めようか。

☆☆

ルフィ誕の一環として、ゆうさんとイカさんにリクエストされたロールのディープちゅー。

三月のサンル新刊ではちゅーさせてやれなくてすまんかったよトラ男。