038 一族(ウソ誕/ウソップ&ロビン)
「……ねえウソップ、あなたはそげキングというヒーローを知っていて?」
「……な……なんのことかな?」
「私がエニエス・ロビーに捕まったとき、助けてくれたの。あなたの親友ですって」
「──あ…あ。うん、ああ、いたな、そういうのも」
「素晴らしい射撃の名手だったわ。天才とはあのことね」
「うん、まあ、そうだな。もっと褒めていいぞ」
「キングということは、王様ね。あの伝説のソゲキ島の王様が友達だなんて、凄いわ」
「……伝説?」
「ええ、戦争や銃器の歴史を学んだ者には常識よ。グランドラインのどこかにあるソゲキ島、その王族は、全てが優れた狙撃手。世に聞こえた銃の名手のほとんどは、どこかでその血をひいているわ。王が退位するときには、一族の中で競い合い、最も優れた者が王に選ばれる。王位を認められるには、少なくとも一キロ先のベリー硬貨の中心を貫く腕が要求されるとか」
「……マジか?」
「ウソよ」
ロビンはこの上なく艶麗に笑って、デレシ、と呟いた。
☆☆
ウソップハピバ!
麦わら一味で最も常識人かつ最も強靱なキミが好き。
あと、桜木花道も誕生日オメ!
余裕あれば明日にでも小ネタを。
うちは一応ワンピサイトなので、ウソップ優先なのじゃ。
このお題ならエールかと思ってたのに、ウソップにあたるとはなあ(笑)。
昨日の日記に反応して下さった方、ご心配かけてすみません。
まあなんとか、なるようになるでしょう。
(メモ)
拍手ありがとうございました。