lullaby(エール)

たまに、呼ばれたような気がして目を覚ます。

隣のベッドでは、エースが寝息を立てている。

ちょっと前までは同じベッドだったけど、エースの手足が伸びすぎたんで、おれは違うベッドに寝ることになった。

……「呼ばれる」ようになったのは、それからだ。

そーっと体を起こす。

「……エース?」

エースはぴくりとも動かない。

足音を立てないように、ベッドから降りる。

忍び足で床を渡り、そっとエースの掛布をまくって、足元からモグラのように這い込む。

エースの顔は見ない。

エースは、おれに弱いところを見られるのが一番キライだ。

胸元までたどりついて、静かに上下するそこに顔を埋める。

まるで待っていたかのように、エースの腕がおれを抱きしめる。

あっちにいっちまえ、闇の中のいやなもの。

おまえなんかに、エースはやらねえ。

☆☆

舌のわかれたまだらの蛇に

棘をはやした針鼠 それ

消えて無くなれ 姿を隠せ

ゐもり とかげもわるさをやめろ

女王様がおやすみなさる

シェークスピア真夏の夜の夢』〕

☆☆

ちびエール妄想がとどまるところを知らない。やばい。

今までちびたちを書くと、なぜか一緒に(やばい意味でなく)寝てるのが多かったのだが、ルフィ側から書いたのは初めてのような気がする。

ゼロ巻続報。

シキ脱獄を報じる新聞の見出しが、

“金獅子"のシキ

“金獅子のシキ"

の2バージョン存在するらしいです。しかも海賊王・一人のそれぞれに2パターン確認されているもよう。

計4バージョンか…。

明日は(もう今日だ!)、某嬢と池袋デートです。わーいわくわく!

(メモ1)

メッセージありがとうございます!

そんなこと言われちゃうと、私も好きになるじゃないですか(笑)!

(メモ2)

私は最初の二冊が海賊王だったんで、一人がレアとばかり(笑)

ぶっちゃけ、正確な比率は不明みたいです。

(メモ3)

拍手ありがとうございました。