リハビリ18
……いつの間にか、眠っていたみたいだ。
目を開けると、すでに見飽きた白い天井。
身じろぐと、腕を縛る鎖がガチャリと鳴る。
なんだかもう数カ月くらいはここにいるような気がする。
でも、正確にどのくらい過ぎたのかはよくわからない。
少なくとも、考える時間だけはたっぷりある。
……確かなのは、どうやら月からの救助には期待ができないということ。
サンベーダーは、あれからまた姿を見ない。
いつも明るい光に包まれている室内に、動くのは例の鼻の長いロボットだけだ。
食事はちゃんと定期的に運ばれる。いつでも温かい作りたてのものだ。
だから、サンベーダーはきっと、近くにいる。
「なあ、……聞こえるか、サンベーダー」
久しぶりに声を出したような気がする。
「聞こえたら、出てこい。……おれ、このまんまだと、退屈か運動不足で死ぬぞ」
これは、賭だ。
火星人なんか信じられない、と思うおれと。
「友達」を信じるおれと。
「なあ、……おれに死なれたら、困るんじゃねェの?」
さあ、どう出るサンベーダー。
……少しの沈黙。
部屋の明かりが落ちた。
☆☆
現在とりかかってるのがほの暗い描写ばかりなので、たまには明るいのを!
…明るいラチカンキン触手ネタってなんなんだ(笑)
…つか、このシチュエーション、どっかで見たことがあると思ったら、アレか。エロスとプシケーか!
いや、正体は火星人だとわかりきってるんだけどね!
こんなとこから私信失礼。
MTNさま、メールとお題サンクス。お返事も少し待ってください。ごめん。
(メモ1)
メンズノンノもさることながら、現在発売中のノンノのおだっちインタビューも見逃せませんのことよ。
服は誰が買って着せてるとか、彼氏には誰がオススメかとか(笑)
そーか、やはりサンジはそーか(笑)
しかしそれでもあえて、浮気者×自由奔放に萌える…ッ!
(メモ2)
まさかゴール近くとは思いませんでした(笑)
あれだけでも萌える、われらサンルスキーは低燃費(笑)
(メモ3)
拍手ありがとうございました。