最初の、そして最高の
「──そもそもおまえには、喰うことに対する『敬意』とか『感謝』とかが完全に欠落してんだよ!」
今日も今日とて、コックは頼みもしない酒席のBGMをがなり立てる。
精神修養の一環として、右から左に流すのにも飽いた。
そろそろ酒瓶だけ確保して撤退するべきか、と腰を浮かしかけたとき、眉毛野郎は鼻息も荒く抜かしやがった。
「どうせおまえにゃ、これだけは譲れない食い物の拘りなんかありゃしねえだろ!」
「──ある」
「だから野蛮な奴は……へ?」
言葉に詰まった黄色頭に、にっと笑いかけてやった。
「知ってるか?……泥まみれの砂糖握り飯を食うには、ゴム製の皿に限る」
後にも先にも。
おれの魂は、あれより旨いものを喰ったことはない。
☆☆☆
──NZさまへ。
Many Happy Returns!
さていよいよサンルプチオンリーが近づいて参りました。
私は例によって他ジャンル友人の手伝いの後、絨毯爆撃をかましまくる所存です。
サークルの方々はともあれ、買い物においでになる方々とちょっとでも交流できたらいいなあ!
おいでになる方、お暇があったらかまってやってください……。
そしてあちこちの愛するサークル様がたの切羽詰まったご様子に、モニターのこちらで手に汗握っております。皆様どうか、お体壊さない程度に頑張ってくださいませ。応援してます!
……とにかく、まずは自分の風邪を治さねば(汗)