プライベート

朝食の仕込みは完了。

食器はすべて棚の中。

タバコに火をつけ、「コック」は店仕舞い。

パタパタと足音。

ひょっこりのぞく黒い目が、タバコの火を見て笑う。

──ようこそ、お客様。

ただいまの時刻はプライベート・タイムとなっておりますが、よろしいですか?

☆☆

真夜中のキッチンネタは陳腐を通り越して様式美だよなあと思いつつ。

基本は大事。

(メモ)

拍手ありがとうございました!

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