主の端女

観たい映画は、なんである時は何本もあるのにないときは一本もないのか。

マリアを観てきました。
そういえばタイトルのセリフなかったなあ。「私は主の端女です」…重要なセリフだと思うんだが。

話の内容はネタバレもなにも、な素直な降誕劇。
人間としてのマリアとヨセフの苦悩を掘り下げる感じはなかなか。

気になった点
・なんでガブリエル男?いや天使だが女性的に描かれるのがフツーだろ?しかもミョーに色気のある男優さん。あれだと「受胎告知の時に何か」とか邪推したくなるぞ(笑)
ツンデレ素直クールの揃った三賢人、超萌えキャラ。
・ヨセフ超いい男だ……!しかし川に落ちた臨月間近の妊婦は一刻も早く引っ張り出せ!どさくさに紛れて抱きしめてる場合かよ!
・そーか、産婆いないからイエス取り上げたのはヨセフ(三十代男性・多分出産立ち会い経験なし)か…!……無事生まれて良かった。
メリケン映画(しかもテーマが愛)にしては、のーこーキスシーンとかなくて良かった。唯一のキスが指先、てのは萌えるな。
・「この子はすべての人への贈り物」のセリフで船長を思い出した私は、いくらなんでも船長神聖視しすぎだろうか。
・原作通りとはいえ、無関係な幼児殺戮はやはり心痛むな……。