クリスマスといえばサンタルフィ(+マルコ)
「エースの弟だな?久しぶりだよい」
声をかけてきたのは、マルコだった。大きな青い翼が、相変わらずすげー綺麗だ。
「うん、久しぶりだな!」
「おまえさんも一人前になったかよい。……じゃあ、宴に出るんだな?」
「いや、悪ィ。おれ、帰んねェといけねェから!」
「帰る?」
「うん、待ってる奴がいるからな!」
一年に一度の大仕事が済んで、空をゆく橇はみんな速度を緩めている。
妖精の国に戻れば、労をねぎらう酒やご馳走が山ほど用意されてるはずだ。
だけど、おれはそんなものより、もっと美味いものを知ってる。
おれを迎えるために開かれる腕。
おれを見て優しく緩む顔。
あったかくて甘い、おれのためだけのミルク。
「マルコもそのうち、エースと一緒に遊びに来いよ。サンジのつくるもんは、みんなすげー美味いんだぞ!」
胸を張ると、マルコはちょいと唇を曲げた。
「……考えておくよい」
☆☆☆
せっかくのクリスマスなので、このシリーズを書かないのは自分的にどうかと思いました(笑)
初登場マルコさんは、エースのパートナーです。
……あと実は、避難所にささやかなプレゼントを置きました。
一日遅れですみません!
よしや君と、オスカル様と、ジャック・バンコランにハピバ。
(メモ1)
え、泣くようなネタでしたかKMMさん!?
でも気に入ってくださったならオーライ。
メッセージありがとうです。
(メモ2)
賭けてもいいですが、私の日記をご覧になったあなたより、あなたのメッセージ拝見した私の方が十倍は嬉しいです(負けず嫌いしてどうする)。ありがとうございます!
拍手いただけるだけでもとても有り難いですが、メッセージいただけるのはまた格別。
しかもいろいろ趣味が合いそうだし!
お気が向きましたら、今後ともどうぞよろしく。長文大歓迎(笑)
(メモ3)
メッセージありがとうございます。楽しんでいただけてるようで嬉しいです。
チョパ&ブルへの身に余るお言葉、光栄の極みです。
あなたのクリスマスがよいものであったならよいのですが!
……ちなみに私は残業漬けですがなにか(笑)
(メモ4)
拍手、思いがけずたくさんいただいていて驚きました。
クリスマスプレゼント、ありがとうございます!