百合の花(都々逸/ルロビ)

ロビンは綺麗な女だが、その大きな理由のひとつは動きにある、とルフィは思う。

男どものバタバタした動きとも、ナミの快活な動きとも違う。

静かに音もなく、流れるようなその動作は、見とれるほどに美しい。まさに咲き誇る花のように。

サニー号の花壇で、オレンジ色の百合を摘んでいるロビンにぼんやりと見とれていたら、ふと目があった。

「どうかして、ルフィ?」

華やかな微笑を向けられて、答えを返す。

「別に。……キレイだから見てた」

ロビンは、手にした百合の花に目を落とし、ああ、と納得したように頷く。

「でもね、気をつけてルフィ。……これは、毒のある花だから」

〈立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花〉

☆☆

ルロビも好きなんだ。

ちなみに、芍薬も牡丹も百合も薬草だが、山百合は有毒らしい。

惰眠を貪るのもいい加減にしとけ自分、と散歩にでる。

近所のスーパーで、ハロウィンの売れ残りの怪奇おもちゃに大喜びのお子様発見。かわいいなあ。

大喜びで遊んでたくせに、お母さんが来るとしがみついて怖がってみせたり。

D兄弟なら、遊び倒したあげく壊して爺ちゃんに叱られたりしそうだなあ、などと想像してみたり。

(メモ)

拍手ありがとうございました。