苦労するとき(都々逸/シルバー×ゴールド)
「──行くのか」
問うと、彼は目だけで笑った。
「ああ。……行くさ」
グラスを弾くのは、世界を掴んだ指。
「支払いは任すぜ、相棒」
にぃっと歪む口は、世界の真実を呑み込んだ。
「……最後までそういうのは丸投げか、船長」
精一杯の皮肉も、その髭一つ揺らしはしない。
きれいに白く揃った歯が見えた。
「だっておまえはまだおれの世話係だろ、相棒?」
心配しなくても、処刑台の上の後始末まではさせねェさ、と、笑った。
あの大嘘つきめ。
世界がうねる。
若い海賊たちが飛翔する。
──彼の後始末は、まだ終わらない。
〈面白いときゃお前とふたり 苦労するときゃわしゃひとり〉
☆☆
銀金は萌えるよね。
以下独り言。
某日参サイトさまが作品を下げられた。理由は想像がつく。
私は、サイトとは基本的にマスターの王国だと思っている。自分の責任で何を書こうが、咎められる謂われはない。
もちろん、見る人を不快にさせる記事──例えば二次サイトなら、原作の悪口とかヘイト創作とか──は書かないにこしたことはないが、敵を作るのを恐れないならば、書くこと自体は自由だと思う。
カプとかにこだわる気持ちも分からんではないが、何に萌えるかはマスターの自由。
私の場合は、いきなりドフラ×モリアとかにも萌えるしな(笑)
(メモ1)
TKさああん!元気だしてください!
男たちが棒や玉を操るアレは、私にはよくわからんのでお慰めしようがないのですが(笑)
でも更新が途切れないストックすげえ…!(尊敬)
(メモ2)
拍手ありがとうございました。