皆既日蝕
柔らかなゴムの首筋に歯を立て、力を込める。
「……おい、止めろよ、サンジ」
行き過ぎた悪戯を軽く咎めて、ルフィは太陽のように笑う。
狼になりたい。
幼い頃に聞いた伝説、太陽を食い尽くす空の狼に。
……どうせほんの刹那を過ぎれば、太陽はなんの傷も残さず、また輝くのだと、知ってはいるけれど。
☆☆☆
猪瑠茄さんへ
Happy Birthday!
思えばあなたの「人間玩具」の続きが気になって、メルマガを申し込んだあの日から、私は引き返せない道に踏み込んだような気がします(笑)
ダークサンルの旗手であられる猪瑠茄さんのため、ダークっぽいネタを考えようとしてせいぜい上記どまりだった私を、腑甲斐ないと叱ってくださいorz
ちなみに内容は、以前書いた「死者を選ぶ者」とビミョーにつながった北欧神話ネタです。サンジさん北出身だからな。
太陽(ソール)を追いかける狼の名前はスコル。
世界の終末に、スコルはソールを呑み尽くす。
そんなわけで、本日の更新として、その猪瑠茄さんのサン誕作品『<詫>【1「ずるいぞおまえ」】』をいただいて参りましたv
かわいくかつラブラブな逸品。どーしてダークだけじゃなくこういうのも書けるんだ……!(←嫉妬)
猪瑠茄さん、ありがとうございました!
……ところで自分の3256ネタは?と聞かれると、もうちょっと待って……としか……(大汗)。
最近気がついたのですが、私の場合、誰かとメール交換のついでにちょっとずつ書いて行く方式が、一番確実に書き進められるようです。ただし、短文連作みたいになってしまう危険性大ですが。
いつも相手をさせてすまない、CHさん&親友マイキー(笑)
(メモ)
拍手ありがとうございました。気候の変動が激しい折、お体にお気をつけて!