エロスとアガペ
なあおまえ、ほんとうにそれでいいのか?
クソコックが、いつになく真摯な目を見せる。
そのエプロンに顔を埋めるように、ルフィは眠る。
だっておまえだって、ルフィが好きなんだろ?
おれが来る前から、おまえはルフィを見てたんだろ?
……救いようもないほどバカな奴だ。
おまえはルフィを望み、ルフィはおまえを選んだ。それで何の不服がある?
体も心も望まない。
おれはただ、あいつのために命を捨てる自由があればそれでいい。
☆☆☆
お知らせです。
ここしばらく考えていたのですが、今後当分の間(期間は未定)、私は恋愛を前提としたルゾロルは一切書かないことにしました。
理由は、現在の私がこの二人の関係を、新明解国語辞典第五版的な「恋愛」だと妄想できないからです。
※新明解国語辞典第五版より
「恋愛:特定の異性に特別の愛情をいだき、高揚した気分で、二人だけで一緒にいたい、精神的な一体感を分かち合いたい、出来るなら肉体的な一体感も得たいと願いながら、常にはかなえられないで、やるせない思いに駆られたり、まれにかなえられて歓喜したりする状態に身を置くこと」
むしろ、新約聖書的な「愛」の方が、私のルフィ&ゾロ妄想に近いです。
「人がその友のために自分の命を捨てること、これよりも大きな愛はない」
※新約聖書Ⅰコリント13:4~7
「愛は寛容であり、愛は情深い。また、ねたむことをしない。愛は高ぶらない、誇らない、不作法をしない、自分の利益を求めない、いらだたない、恨みをいだかない。不義を喜ばないで真理を喜ぶ。そして、すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐える」
お付き合いさせていただいている尊敬すべきゾロルスキーな皆様には申し訳ないのですが、とりあえず当分、私にエロス的な意味でのルゾロルラブは期待しないでいただけると嬉しいです。
ンマー、そのうちふっと気が向かないとは言い切れないですが、今はちょっと無理。
(メモ)
拍手ありがとうございました。
気候が不安定な折、お体にはお気をつけて!