ゆきがふる

ルフィは雪が好きだという。

北で生まれたおれには、理解しがたい感覚だ。

「雪だ雪だ!ウソップ、チョッパー、雪だるさん作ろうぜ!」

はしゃぐルフィの手に掬われた、ほんのわずかな雪。

その何倍の、何十倍の、何百倍の、もしかしたら何万倍の雪が海に消えてゆく。

どれほどの力を尽くしても、海を己の色に染め変えることなど、できはしないのに。

“みずにふるゆき しろくはいわじ きえきゆるとも"

☆☆

最後の一節は、木原敏江摩利と新吾」より。

“秘めた思いをはっきり口にはしない、たとえこの恋が終わってしまっても"と解釈されていたようなおぼろげな記憶。

東京は大雪でしたので、さすがにいつもの大散歩は諦め、二駅分ほど歩いた後は近所の八百屋で縮みほうれん草とキノコを買い込みました。夕食メニューはお鍋とキノコご飯。

ついでに、ローソンメロンパンに二回目の挑戦。

……黒足手配書でした。

やったぜ、珍しくサンルが揃った!

あとどのくらい集められるかなあ…。目指せコンプリート。