や っ ぱ り か
すさまじくもイヤな予感に苛まれつつ、とりあえず買ってみる。
えーと…巻頭カラー………………………………………………………………………はっ、私今気を失ってた…?
な ん だ こ れ は
………まずは冷静に言おう。
気持ちは分かる。なにしろ原作「どろろ」は30年以上前の作品で、キモいマニア(例:私)も山ほどいる。そのまま普通に個人的妄想を基に続編を描いたって、満足する人は少なかろう。舞台を思い切って変えて、という判断もあり得なくはない。
さらに言えば、そりゃーバリバリ妖怪たたっ斬るアクションヒーローを主役に据えたいよな。その方がラクだもんな。肉体的にはほぼ非力なキャラの魂の強さの描写とか、面倒くさいよな。
それに現在の「萌え」文化を無視して話を進めるわけにはいかないよねえそれは。
だが。
だからといって。
主人公を×××して舞台を××にしてしかもどろろが×××して××とはどういうことだオラ。
しかも主人公の性格違いすぎ!口調も違うしガラ悪いし魂も異様に壊れてる!原作エンディングからそんな性格破壊されるほど辛いことがあったの!?
多くの原作ファンからあれだけ叩かれた映画さえ愛する私だが、これは…これはちょっと…
ぶっちゃけコレ、「どろろ」じゃねえ。
タダの伝奇マンガじゃねえか。
お願いします、安西先生。
今こそあのセリフを言って下さい…!
「諦めたらそこで試合終了だよ」と…!
あ、そーいや今日はミッチーの誕生日だったな…。オメ。