さがしていることば

「思い出は驕れる悪魔 絶えず昔を呼び起こし」

ずっと昔に読んだ詩を覚えている。

読んだ場所は乙女の秘密(笑)といいたいところだが、明記しておくと「天空戦記シュラト」の同人誌アンソロジーに収録してあった漫画。確かカップリングはガイ×シュラト。もうアンソロジーのタイトルも定かではないのだが、その中で使われていた古文調の恋愛詩が今も忘れられない。

その詩が漫画を描いた方のオリジナルなのか、どこかの詩人の作品なのか、ずっと気になっているのだがわからない。オリジナルなら検索などで見つからないのは当たり前だが。

どこかに情報は落ちていないものか。

ともあれ、今でもとても好きな詩である。完璧に暗誦もできる(笑)が…全文記載はマズいかな。

特に好きな一節を。

「騒がしき世は知るまじ 我が愛しき者は誰かを

 我が胸の痛みのほどを 妬み疲れし長き日々を

 過ぎ去りし安らぎの時 探さんと何処に行けど

 我が胸は かく囁かん 君だけを今も愛すと」