ギフト
たしぎに渡された箱は、頼んでおいたより一つ多かった。
剣と粗忽にかけては天才的なこの副官に、この手のミスは日常茶飯事だったから、スモーカーは特に疑問に思わず受け取った。
一月前に受け取った可愛らしい包みと同じ数だけの、パステルカラーの小箱。
そして、異彩を放つ渋い色彩の箱が一つ。
(……?)
女性への贈り物としてはあまりに違和感が高いそれを、何気なく手に取る。
添えられたカードには、見なれたたしぎの文字。
「HAPPY BIRTHDAY!」
…将校といえども滅多に口にしないほどの贅沢な葉巻の口をナイフで切りながら、部下に無駄遣いを戒めるべきかどうか、少しだけ考えた。
☆☆☆
お誕生日おめでとうございます、スモーカーさん。
あなたがアイスを食うズボンを穿いて出ていらした時から好きです。でも未だに、あなたが机の上で石を積んでた理由がわかりません。
カプとしては、スモル・エースモ・スモたし・スモヒナあたりが好き。あと、某サークル様のスモ総受本は決して買い逃しませんよ。
怒濤の3月バースデー・ラッシュは、ここらで一区切りかな。
次はウソたん…?
(メモ)
13日夜コメントくださった方へ。
コメント本当にありがとうございます。
しかし詩的て。いくら私がおだてに弱いとはいえ、冷静に見て、それは褒め過ぎだと思います!
でも、少しでもあなたのお心に叶ったならば、それだけで嬉しいです。
またお越し下さるとのこと、心よりお待ち申し上げております。