blond(サンル/サボル要素?)

不意に、伸びてきた指先が、髪を一房絡め取った。

いつになく艶のある動作に、興奮よりも猜疑心が募るのは、我ながら哀しい習性だ。

天然で奔放で、なにを考えているのかわからない、腕の中の情人。

「……なんだ?」

耳朶を食むように甘く囁くと、褥の闇の中、黒い瞳が瞬く。

「──サンジの髪は、月の色だな」

無遠慮に髪に絡むゴムの指先。

「……おまえに、そんな詩的なセリフを言われるとは思わなかったぜ」

頬をなぞり、唇を捉える。その上に、もう一度キスを降らせようと屈み込むと、密かな呟きが耳を打った。

「……なァんだ。意外と、似てねェのな」

☆☆

60巻とグリーンげっと!

デルフィニウムだのサンジのルフィ至上inカマバッカだのにひとしきり萌え、ゾロ雪姫のうつくしさ(棒読み)にうっとり。そういやあれも投げっぱなしだったな…。

とりあえず、「そーかサボは金髪であったか記念」ということで。サボは多分お日様色の、麦わらみたいな金髪。

(メモ)

RSさん、ご無沙汰してます。メッセージありがとう!

なんとか帰ってきました。まだローテンションですが、少しずつギアを入れていきたいです。

これからもまたよろしく。