059 団結(サンル)
口火を切ったのは、フランキーだった。
「……次の寄港地では、防音材を買った方がいいな。予算出るか、小娘」
ナミさんが、美しい眉根を寄せる。
「そうねえ……だけどそれは、予定外の大出費だわ。何とかならない、ウソップ?」
ウソップが肩をすくめる。
「おれに聞くなよ。なあチョッパー」
チョッパーが胸を張る。
「寝不足は体に悪いんだぞ!な、ゾロ!」
ゾロが片目だけ開いて大あくびし、また目を閉じる。
「……知るか。ロビンにでも訊けよ」
ロビンちゃんが、優雅に微笑む。
「そうね、眠れないのは困るわ。ねえ、音楽家さん?」
ブルックが甲高く笑う。
「ヨホホ、では及ばずながら私が、夜通し子守歌でも」
フランキーが怒鳴る。
「それじゃ意味ねェだろ!」
ナミさんがにこやかに笑みを浮かべた。
「……つまり、元凶に責任とってもらえばいいわけね?」
おれとルフィの船内での夜間デートが、おれが防音材代金を稼ぐまで禁止されることになったのは、そんなわけだ。
☆☆
Googleからメールで、ルッチさんの誕生日を知らせてきた(笑)
そうか…ワンピキャラの誕生日・記念日カレンダーをブログパーツ用に作った影響がこんなところに。
…つーことは、私の誕生日には、ゾロ誕お知らせメールが来るのだな。
そんなわけで、明日はルッチネタが書けるといいなあ。
(メモ)
拍手ありがとうございました!
弱音ばかりですみません。