学パラ試し書き(その5/教師×生徒)

「てーちゃぺっと?なんだそれ、ウソップ」

「teacher's pet、つまり『先生のお気に入り』ってやつだ」

「ふーん。誰が?」

「お前だ、お前」

「……そーか?」

クラス担任のサンジの評判を並べるなら、短気、毒舌、女尊男卑。

しかし、「まあ悪いやつじゃないよな」という見解も広がっているので、生徒たちには「ちょっと困った兄貴」のように遇されている。

そのサンジにとって、親友のルフィが「トクベツ」らしいと気づいたのは、つい先日のことだ。

「ところでルフィ君は、何を食ってるのかな?」

「?弁当に決まってるだろ?」

「……二限目のあとにも弁当食ってたよな」

「あれはエースが作ってくれたやつだ」

「じゃあ今のは?」

「……」

「その弁当包みの柄、見覚えがあるんだけど?」

「……」

「サンジセンセーの……」

「ウソップ」

親友の名前を呼んで、ルフィはにいっと笑った。

「おれがあいつのペットなんじゃねェ。……おれが、あいつを気に入っただけだ」

☆☆

学パラをやっててわかったこと。

・サンルスキーつか、うちを閲覧してくださる方々には間違いなく学パラスキーが多い(笑)

・ウソップはまこと得難い役者。

数年音信不通だった旧友Wマロン(仮名)より、突然メール。青春時代にともにオタクの血を燃やした親友だ。

とりあえず、明日デートに誘うのに成功。

ちなみに彼女のワンピ知識は

「ワンピースは着るやつじゃなくて腕伸びるやつだよな?

あとボインのねぇさんと眉毛クルクルと頭もじゃもじゃと鹿?みたいなのが…」

だった。あと、船が派手でフジテレビに夏に来ることと、海賊王は知ってた(笑)

ファンじゃなくても覚えてる眉毛、えらい!

(メモ1)

MRさま

わざわざお言葉ありがとうございます!すべては素敵お題のおかげです。

おかげさまで、骨の感想くださる方がなぜか複数おられ、こんなんもOKでよかったのか!と驚いております。

学パラにもお言葉ありがとうです!

今後ともよろしくお願いいたします。

(メモ2)

拍手ありがとうございました。