虎尾春氷(サンル)

──月の光が窓から射す。

眼下のボンクで、すやすやと健やかな寝息を立てるのは、三億の賞金首。

多分、なにも知らない世間一般から見れば、そんじょそこらの猛獣よりも、よほど恐ろしいと認識されるべき存在。

だが、彼らは知らない。

この少年の無邪気さも、笑顔も、稚気も。

強欲さも、強情さも、……そして本当の恐ろしさも。

すべて知って、それでもなお、こんな衝動を覚える自分は、どうかしている。

こいつに恋をするなんて、悪魔と取り引きするのと同じことなのに。

……タバコをもみ消して、そっと屈み込んだ。

盗んだ唇は、毒のように甘い。

☆☆

さる方からのタレコミで、某所で自分が「サンルハンター」と呼ばれているらしいことを知りました。

多分誇ってよい二つ名だと思う。

どうせならトラファルガー・ロー風に、「サンルハンター屋」でお願いします。

そんなわけで本日のハンティングのエモノ、いや失礼、本日の自慢品は、AQUARIUMのDEMEさんからいただいた寒中見舞いですv

DEMEさんは最近まで別ジャンルでご活躍でしたが、近頃サンル&エールに目覚められ、オンリーでオフ活動を始められた方ですが、その作品を拝見して惚れ込み、とりあえずラブレターを送らせていただいたところ、お返事くださった優しい方です。

しかも寒中見舞いとして、ちょう可愛い虎ルフィイラストとサンル小説を送ってくださったのだ!

いいだろう(自慢)。

さっそく拝読させていただき、これは広くサンルスキーがわかちあうべき作品だ!という確信のもと、お願いして展示をご許可いただいた次第でございます。

DEMEさんはまだサイトにはワンピ作品を置いておられませんが、今後もサンル&エールでご活動くださるようで、とても楽しみです!

DEMEさん、ありがとうございました。今後ともどうぞよろしく!

……つい、作品拝読してこんなん↑書いてしまいました。お許しいただけるでしょうか……(びくびく)。

虎のことわざシリーズ、タイトルは「非常な危険を冒すたとえ」の意味。

>至急追記

えええええ、ちょ、マジ!?ジンベエの中の方が!?えええええ!?

(メモ)

拍手ありがとうございました!