個人的萌え考察
何度か書いてますが、私にとって「どろろ」は特別な物語です。とりわけ現行コミックでは消滅した、主人公二人は肉体を共有する存在である、という設定にずっと萌えています。
個人的にこれは、ルゾロルに感じる萌えに近いです。さながら成り成りて余るイザナギと成り成りて足らぬイザナミのような、本質的に同質の、絶対の一対。
だからどろろっぽいネタをやろうと思うと、どーしてもゾロルになるんですがね(笑)
しかし舞台版では、そのあたりは気持ちいいほどきれいに変更されていました(笑)
なにしろキュートな男装幼女がバツイチおっさんになるくらい改変されてんだから当たり前ですが。
スレたおっさん盗賊と、子供の魂のままさまよう人間未満の少年。二人に一切の縁はなく、偶然に出会っただけなのに、互いに強く影響を与えあい、おっさんは浄められ少年は人間に成長する。
全く異なる形の魂が寄せ合い、化学変化を起こす。ある意味、私のサンル定義である「異種婚姻譚」に近いが、色恋とはまた違う種類の濃い情愛。
これは明らかに、私が萌えていた「どろろ」の形ではない。だが、この物語もまた素晴らしい。
とりあえずあまりの衝撃に、舞台版のあらすじをまとめてみてしまいました(笑)
明日にでも、レポートのところに更新しておこうと思います。
(メモ)
拍手ありがとうございました。