置いてけ堀

「おーい、サンジー!」

「……うるせェよ親分。ここじゃメシは出ねェとあれほど」

「うん、だから材料持ってきたぞ!ほら!(ぴちぴち)」

「ほー……ボーズ専門の親分にしちゃすげェじゃねェか。どこで釣った?」

「うん、あっちの森の中のお堀が入れ食いでな!すげェ釣れたから帰ろうとしたら、後ろから『置いてけー』て言われて」

「おい!?そりゃ近頃噂の……」

「……だからガトリングしてみたら、こんなんもとれたぞ」

「ええい畜生放しやがれ!このサンザラーさまの名に賭けて、その魚は返してもらうぜ!そいつはウチのクソドラゴンに食わさにゃなんねェんだ!」

「……これ、食えるか?サンジ」

「……。なんか親近感を感じるから、魚返してそいつ放してやれ。茶漬けくらいなら食わしてやるから」

─筒井筒ショートコント「置いてけ堀」(モンスタータイムmix)─

☆☆☆

「正体は河童」説を採用してみました。

河童といえば先日読んだ明智抄の「河童少女」は、相変わらずの抉られるような作風で、よかったというかなんというか怖かった。

漏電続報。

原因は、電気ポットのコードが、濡れた金属面にくっついてたせいだと判明。

みなさまもお気をつけください。

(メモ1)

お帰りなさい!賜りもの、ありがたく飾らせていただきました!

お疲れでしょうし、慌てなくていいですよー。

新作楽しみにしてます!

(メモ2)

拍手ありがとうございました。

お風邪とか引かないようにお気をつけて!