まだ声出ない

遠からず死が来るのだと、おれにはわかっていた。

……いや、わかってはいなかった。

頭では理解していた。

心は理解していなかった。

「ギノゴ」

ボロボロに傷つき汚れ、それでも無垢な天使のように輝き。

おれの「息子」が無邪気な笑顔で「死」を差し出した、そのときまで。

ああおれは、この笑顔のために死ねる。

☆☆☆

原作のドラム編を読んだ時も、そしてもちろん映画を観た時も(TV版は未見)、ずっと気になっていました。

毒キノコを差し出されたその瞬間、ヒルルクは何を思ったんだろうか。

上記は、一番美しい想像です。

「この野郎、おれに死ねってか!」と反射的に思った可能性も、なきにしもあらず(笑)。

ンマー、チョッパーに悪意がないのはわかると思うけど、その前にたたき出したりもしてるしな……。

あと、「もうすぐここにバケモノが来る」って言ったってことは、チョッパーに毒キノコのことがバレるのはすぐだと踏んでたんだよな、ヒルルク。つーか、くれはの動きを完全に読んでたな。

……それなら、はっきり「それ毒」って言ってやればよかったのに、と思わなくもない。

本日の更新:

「わたし」にYOUさまからいただいたバトン1本。

「おもちかえり」と「らくがき」に日記小ネタ整理。

ラストスパート分がたまってたからエラい大変(笑)

あと、サンジ誕生日に書いたネタは、超今更ながらDLFにしてみました。忘れてたよ……。