ちゃれんじ
「最初はお前が大嫌いだったぞ」
「…あー、知ってる」
「でも今は大好きだ!」
目の前でにぃっと歯を見せて笑うガキの台詞と同時に、背後の空気が凍りついたのを感じる。
オレの視界の端で、長鼻とトナカイが抱き合って震え上がる。
連中が見ているオレの背後は、どんな光景になっているのやら。
しかしそんな不穏な気配になど露とも気付いた様子はなく、麦わら帽子の船長は、晴れやかな声を張り上げる。
「お前のおかげで、今月はもういっぺんご馳走だしな!」
…そこかよ、と。
一気に緩む緊張の中で、そっと考えたのは秘密だ。
☆☆☆
初挑戦のフラル~。
そしてフランキー兄貴、いやさカティ・フラムさん、誕生日おめでとう!
正直言って、最初はあなたが(とゆーよりあなたの部下が)大嫌いでした!
しかし、仮面を外しての初登場ダンシングで、「え…なんか、かわいくね?」と思ってしまったのが運の尽き。
何度も何度も、「いけないわ、アイツはウソップをいじめた悪いヤツなのよ、だまされちゃダメ!」と(メロドラマっぽく)自分に言い聞かせながらも、心にかけるブレーキはなく、さらに回想編までかまされた日にはアナタ。
大好きです(告白)。
部下の皆さんも、今は大好き。まさか網タイツで鉄パンツの男をカッコいいと思う日が来ようとは(笑)。
しかしこんなもん書いておきながら、船長至上主義におけるフラムさんの立ち位置にいまだ悩む私(笑)。アイフラ前提にしちゃおうかしら…。