人は時として、自分がそれまでさして意識していなかったものを探すために、冬の町を歩き回らねばならないことがある。
探すものがどの店にあるのかすら確信が持てず、ディスカウントショップとかホームセンターとかをさまよったあげく、ようやくたどり着いた文房具屋で、思わぬ高額を告げられた上に、今は在庫がないと言われることもある。
仕方ないのでその場は保留して、帰社してからインターネットを駆使して探しまくり、ようやく定価の4割引き近い商品を見つけ、「最初からこーすりゃよかった…」と呟くこともある。
本日のお買い物:「タイムレコーダー」定価約5万円也。